2017年12月16日土曜日

ローラー台再開

■ローラー台の食傷解消
寒くなりローラー台すら乗らなくなった最近ですが、あまりにも体がかたくなることと、急激に体重が増えてきたことで再開することにしました。
ローラーを乗らなくなった背景としては、飽きです。
飽きる根本的な理由は変化なく同じ運動を繰り返すことにあり、本質的に飽きる理由を排除することはできないので何かで気を紛らわせようという作戦です。

■グッズで解消
これまではスマホをバックポケットに入れ、有線のイヤフォンで音楽を聴きながらペダリングしていたのですが、有線は意外と取り回しに気を使います。振り返ったりすると耳からはずれたりすることもありますし、汗がイヤフォンを伝い、思わぬところに汗が流れたり、またイヤフォンそのものの故障の原因にもなります。なので意外と気を遣っていた部分だったといえます。
私はなるべく良い音で聴きたい派でしたが、ローラーをやっている時は音質だのと言っている余裕もないので、この際音質の優位性は捨てました。
で買ったのが謎の中華製ワイヤレスイヤフォン「tarome」https://www.amazon.co.jp/dp/B071HTCM4P?psc=1
このところ中華製品をよく買っていますが、クオリティ面で実用に向かないということもなく、デザイン性やブランドイメージを気にしなければ十分使用できるものが多くなったと思います。
タロメも実用十分といったところで、再生時間が2時間程度と少ないですが、ローラーをやっている一時間であれば全く問題ありません。




■使用感
これまでなぜ使わなかったのかというレベルで驚愕の便利さ!
無意識に耳から外れないようにケーブルの有効範囲内に行動を制限していたことがよくわかります。
あまりの利便性にしばらく室内でも使用してみましたが、スマホで動画等を見る際にもそれなりの音で動画を見ることができますし、ちょっとした音源の試聴も余裕でできます。
また、外出の際にもかなりの利便性を発揮します。冬のモコモコした服装なんか全く意に介す必要はありません。
これまでは両耳にしっかり装着し「聴くぞ!」と音源を聴いていましたが、音質面のメリットを捨てると片耳でラジオを聴いたりだとか、小音量でBGM的に聴いたりとイヤフォンの使用場面が格段に増えました。びっくりした〜。

■その2
バックポケットに入れていたスマホをハンドルにマウントするため、これまた安物のマウントをゲット。画面を360度回転でき、マウントの固定力を調整できるためこれまた必要十分な機能であります。
これで映像も見られるのでいくらか気がまぎれるのではと推測されます。
さて乗るぞ〜。



2017年12月3日日曜日

体重増加がハンパない件

■一月半乗らなかったら・・・
全く乗らなかったわけではありませんが、最盛期(夏)の30%ほどまでにライド機会が減少しています。
原因は急激にやってきた冬の寒さです。私は繁忙期であっても忙しさにかまけて乗らないなどということはなく、運動のストレス解消性の高さからむしろ積極的に乗っていたのですが、ついていけないほどの急激な寒さにより全く乗る気がしなくなってしまいました。
体力の落ち込みも激しく、本格的な寒さが来る前にいっちょ白石峠でも登り納めすっか、と池袋から自走しましたが、白石峠に到着するとともに体力が底をつき、目的地に着いたのに目的(ヒルクラ)を果たさず帰るという体たらくぶりでツレを驚かせました。
私はトレーニング量が多いわけではありませんが、ここにきて一月半で4キロほど増えていることを見るに、これまでの運動量が食べる量を大きく上回っていたことは明白であるのは間違いのないところ。
どうしよう、と当然考えます。解決策は運動するしかないこともわかっており、残業地獄からも解放されメンタル的にも余裕があり、かつ先日のブラックフライデーかなんかのセールで真冬用の上着も買いました。そのため自転車に乗れる条件は揃っているわけです。
白石入口。すでに登れる気がしない。

■意を決して乗る準備
なので乗らないわけにいきません。乗りたいし。
冬の朝にフトンから出ることが難しい私は、前日に全ての準備を完了させ、当日は何も考えずウェアを着るだけでスグにでもライドできる準備を整え、万全の体制で起床時刻の6時。瞬殺で目覚ましのアラームをストップし寝にかかります。しかし目覚ましは数回に分けて設定しているので何度も起こしてくれます。意を決して無心のまま全裸になりビブを穿き牛乳をガブ飲み。一撃で玄関を後にしEmmeakkaに跨ります。
自転車はいつでも準備万端だが

■なんとか走り出す
走ること数分、思った以上に下半身がサミー。
ふとヘルメットをし忘れていることに気づきました。
眠気で忘れたのでしょうか。私は事故が怖いのでヘルメットを忘れるなどということはこれまで一度もありませんが、なぜ今日は忘れたのでしょう。頭の中で錯綜します「取りに帰るか」「サイクリングロードだから大丈夫。帰る方がヤバい」。

■急停車、そして帰路
メットの判断がつきません。あ、近くにミニストップを発見し、とりあえずヘルメット事件をどうするか考えます。朝メシを食べることも思い出し、コーヒーとパンをかじります。
するとドンドンやる気が削がれていきます。必死に不穏分子をポジティブ思考でテトリスのごとく消してきたのにものすごい勢いで不穏ブロックが頭を埋めていきます。そして今日のライドはローラーにする、と折衷案を見出し帰路につきました。

■数分間のサイクリングと、無駄な洗濯物
私史上初の数分間サイクリングをし、ローラー折衷案があるためビブを洗濯物にするかまだ穿くのか中途半端な位置に置きます。まったくもう・・・この葛藤は一体・・・。
この日、結局ローラーにも乗らず自転車に乗るかを考えていたただけで全くしょうもない時間を過ごしてしましました。

■乗りたくなるまで待つ
もう考えることはやめにして乗りたくてガマンできなくなるまで待つことにします。
冬の運動不足解消策としてローラーを入手しましたが、冬を前にして乗りすぎたため食傷気味であることの間の悪さがあるので機材に頼ったモチベーションアップは期待できません。ジーンズがキツくなっておりますがもういいよ打つ手なし。待つよ。





2017年11月5日日曜日

J&L Titanium seatpost27.2mm

■チタンシートポストに手を出した
中華の。
Emmeakkaのパーツをちょろちょろと変更しておりますが、これまで乗っていたFocus Cayoからのシートポスト(3T DORIC TEAM)を移植して使用しておりました。これはアルミのカーボン巻きポストで軽量であり何気に気に入っていたのですが、いかんせん色が黒であるため、カラーリング的にチタンの鈍色で統一したいがために変更することに。
で、例によってWEB検索するわけなんですが、これがまたシートポストだっつうのにチタン製ともなるとたっけえの。
私は台湾メイドはむしろ好きなので台湾界隈で良さげなOEMでもないかと探していたところ、CONTROLTECHのチタンポストがぶっ刺さるものの、見て見ぬフリ。

■中華チタンしかなかった
結局行き着くところ、中華チタンしか選択肢がありませんでした。
ebayをウロウロしているとJ&Lという謎のチタンポストを発見。情報が少なくどんなもんか判断できませんが、ブランドサイト等情報の入り口になるようなものはなく、一部のレビューではそれなりに使用できるとのことで、とりあえず発注してみることにしました。

■到着〜セットアップ
発注から待つこと3週間。なんかいけないものでも入ってんじゃねえのって雰囲気の怪しげなビニール巻き梱包状態で到着。
意外としっかりした作り
骨でも入っていたらどうしようと開封してみるとアラ意外としっかりした作りじゃありませんか。秤で計っていないので具体的な重量はわかりませんが、カット済みの3tのポスト+サドル=チタンポストくらいの印象で、計るまでもなく重くなったことはわかります。
切断面から金属の厚さを見ても、フレームは1mm程度とかなりの薄さに対し、軽く倍はありそうな厚さ。
こういったところにコスト削減を感じる
ま、いいんです。7000円程度でチタンポストにしているんですし、これでバテット加工だのされている方が恐ろしいってもんです。
それよりもしっかり27.2mmになっているかが気になります。
※本当にチタンであるかは確認していません。
で、おっかなびっくりはめてみると、、、
しっかりハマった!
ハマった!!3Tよりむしろすんなりハマった!!
あとは1点留めにしたことで固定力がどの程度のものなのかってところでしょう。
クランプ部分は若干不安の残るプラスチック製ですが、サドルレールもパチっとしっかりハマり、締め付けもプラスチックががっちりレールを持ってくれています。
1点留めは初めてでコツがいる
溶接部分。個人的には全く問題なし。割れなきゃOK
今週は3連休もあったことで勢いよく乗りたいところでしたが、このところの残業地獄で全く走る気がおこらず、久しぶりに全くライドしない週末となりました。

■おまけ
3Tのカーボン巻きですが、切断した際に切断面をまじまじとみると、工作精度の高さに驚きます。うっすいアルミをサンドイッチするかたちでカーボンが巻かれており、職人芸ですな〜と感動。
すげーよ3T







2017年10月21日土曜日

秋はライド機会がほとんどない件

■ロードバイクのベストシーズンは短い
いつも思っています。
月別に気温状況と天気状況と精神状況を表すと以下のような感じ。
気候状態と精神状態を加味した気候総合+精神欄を見ると12ヶ月のうち5ヶ月ほどしか積極的に乗っていないという・・・なんという体たらくぶりでしょうか。
天気と精神の相関関係をみてみると、冬型の気圧配置で晴れの多い冬は物理的に乗ることはできても、私自身が寒さのあまりに精神状態が自転車ではないためライド機会を損失しています。
4月は天気がいいのに乗っておらず、10月は乗りたいのに天気要因で乗れておりません。天気と精神が乖離しているのでここでもライド機会を損失しているという。。。ワガママなのでしょうか。
秋は自転車にもってこいの季節ですが、地味に天気が悪いのでツラいところですね〜。

■ライド機会を底上げする
私は5日乗らないと体がガチガチになり、腰痛が出てくるのでなるべく定期的に乗りたいと考えています。そうした理由でローラー台を導入しているので、今年は上記のような有様にはならないはず。今までは1月〜3月は寒さに抵抗できず全く乗らなかったので、いくらローラーに飽きてきているとはいえ、乗れないよりは100倍マシ。あと底上げ機会というと4月のボンヤリ期間を解消できるとすると、なんと、7月10月以外は全て乗れるということになります。うまくいくかな〜




2017年10月13日金曜日

DMT Libra Carbon Speedplay Road Shoes サイズ間違えた

■ぶっ壊れそうなSpecialized
私程度の頻度ではビンディングシューズは半永久的に使える、となぜか考えており、これまで全くビンディングシューズを替えようなどと思うことはありませんでした。実際ロードバイクに乗り始めて5年ほど経過していますが(放置していた時期含む)、まだ一足目であることを考えるとあながち間違っていなかったかもしれません。
しかし、ここ2年ほどで馴染みの荒川を離れ、急激に輪行するようになった結果、ビンディングシューズ(Specialized製)がものすごい勢いでボロくなるではありませんか。あっという間にヒールの貧相なゴム部分が消え失せ、シューグーで補強したものの、今度はアッパー部分がほぐれ始めるという、使用限界な状況になり、この考えを改めました。
ヒールはホワイト系の色だったが今や黒に
■3穴式か4穴式か
ということで現在ギリギリ運用しているSpecializedの3穴式のシューズに何一つ不満はなく、むしろ次もこれがイイと思っているくらいなのですが、Specializedは現在は販売を絞っている模様で通常の小売店ではお目にかかりません。であるならわざわざスペシャ店まで行って定価で買うほどの情熱はないのでSpecialized継続を諦め、別のものにしようと思いました。
ポイントとしては、私はスピードプレイ振興会に入りたい(あるなら)ほどスピードプレイを愛しているので今回の買い替えポイントはスピードプレイ専用にするか(4穴)、3穴継続にするかが最大の焦点となりました。
通常の3点留めだとクリートから直でソールに取り付けることはできず、3穴から4穴へ変換するアダプタを介して4点のクリートを取り付けるため、これでもかってくらい(7本)ネジを使用します。まあどうってこたないのですが、アダプタの位置を前提にクリートの位置が決まるのでアダプタを適当につけすぎるとクリートの可動幅で対応できないなんてこともあり...とまあ位置決めする必要のあるパーツが2種類あるってことなので、1種類で済むならば(クリートのみ)、それに越したことはないのです。動力的にもスマートです。

■スピードプレイ専用シューズは??
で探したもののスピードプレイ専用シューズですが、ソールの形状が3穴と違い、フラット面が必要なので新たに金型を作る必要があるのかないのか製造メーカーの事情はわかりませんが、一言で言うとたけえ。
で外通で探しまくっていると、あった私にも買えるスピードプレイ専用シューズ。その名もDMT Libra Carbon Speedplay Road Shoes!
ベルクロ仕様ではあるけれど、3点で留められるのでホールド性に問題なしとの判断で、速攻でスペシャのサイズを確認し、勢い勇んでポチること10日程度で到着。
すっごい楽しみにしてたDMT君。ソールが平らになっており4点留めでスピードプレイ用であることがわかる
 ■履いてみる
すると、まさかのちっちぇえ。小せえと思いながら気が遠くなる体験をしたことが細かすぎて文章で伝えにくいのですが、気を取り直して履き直してみてもやっぱり小さい。が、まだ受け入れられていないので超ポジティブに考えだし、なんとか履けるのでそのうち伸びると思うようにするものの、この世にサイズ間違った大会があるならもしかすると受け入れてもらえるレベル。
速攻でエゲレス(CRC)に交換を申し出る段取りを取ろうとWEBを確認するともうすでにサイズなし。返品するか悩むこと数分。額の割に面倒くさいとの結論に達し某オークションに半値で出品。しかし商品の特徴としてサイズが合う人のみであり、しかもスピードプレイ専用なのでユーザーが自ずと限定されまくりで案の定引き合いも寂しく、イイ勉強になったと涙ながらに心に刻み買い値以下で落札されました。
デザインも品がある
■定価ってなんや
私は定価より安くシューズを買い、サイズ小さかった問題から泣く泣く新品状態でオークションに出品したわけですが、これを落札した方は私よりさらにおトクな額で新品を入手。コスト面だけでなくエゲレスからの手配など時間もかかっているので手間分が上乗せされ私からすると完全にラッキーと思うのですが、そんな事情は全く関係がない落札者の方はどのように感じるのでしょうか。気になります。オークションは引き合い数に応じて価値が決まるので、妥当性を図るにはもってこいで、今回は物の価値について考えさせられる一件でした。さらばDMT!!



Selle italia SLR SUPERFLOWの使用感

■70km越えると会陰部が痛い
サドルを替えて2000km程度乗ったのでインプレッション的なことをやります。
私のケツの痛くなる特徴は70km程度から起こる会陰部の痛みが主で圧迫痛のような痛み
これまでサドルを替えようと考えたこともありましたが、70km以上走らなければ特に問題もないので問題意識が薄れがちでした。そうこうしているうちにサドル(フィジークのアリオネ)が壊れ始め、それでは替えようかと相成りました。

■変更ポイントは穴あきサドル
会陰部の痛みなので会陰部に当たらなければええやんけ、ということで穴があくタイプのサドルを第一条件にしました。長時間の圧迫は人体に不自然だと思うので圧迫が無いに越したことないだろうという理由。
で、早速見つけたのが表題のSUPERFLOWでWIGGLEで即ポチ。
サイズが2種類あり、シート面積幅広タイプと標準タイプ。私は標準タイプにしました。

標準タイプです。ガッツリの穴に男気を感じます。

■乗ってみて
当初は硬く乗り心地があまりよろしくないと感じていたSUPERFLOWですが、回を重ねるごとに少しづつフィットしていきロングライドでも会陰部の痛みが出にくい。。。とか書こうと思っていましたが、こういうのってポジションや乗り方によってもだいぶ変わりそうなので一概にサドルのみの感想は難しいですな。
がっつり足に体重をかけ、上半身にも体重を預けてペダリングしているサイクリング時はケツは痛くなりにくいですし、どっしりサドルに座っているポジションは痛くなりやすい。のでサドル形状+私のケツからくる相関関係だけでは語りきれないところはあります。

■ここがイイ
やっぱり会陰部がガッツリあいているので会陰部の痛みからは解放されました。
このほかの形状で特徴的なのは、お尻に向かって広がっていくところにちょっとした窪みがあり、「ココに座れ」といった目印があります。サドルに言われた通り座ってみると確かに安定がよく、ベストポジションであることがわかります。
また、意外としっかりとしたクッション性があるので(硬目ではありますが)見た目ほど硬くはありません。パッドのみでのクッション性だけでなく、サドルの骨格全体に適度な剛性を持たせており、サドル全体でしなります。
回を重ねるにつれ馴染んできて、個性的な見た目とは裏腹になかなかの安定感を発揮してくれているのではないでしょうか。
わずかな窪み...わかってくれ!


全体でしなる!

■ここがダメ
真っ先にアカンのが会陰部外側の細くなった部分(写真がわかりやすいです)が、穴を広げ細くなったがゆえに硬さが目立ってしまい、会陰部外側が痛いです。
トレードオフという言葉がありますが、まさにそれを地でいっており正直なところ根本的に会陰部の痛みは解決してんのかと思うフシがあります。
乗り慣れてくると外側も少しカドがとれて乗りやすくなりますが、おろしたての頃は結構
悩みました。今では潰れきったと思われますが、全く扁平なサドルと比べるとカド感はあるかな〜。
問題のカド感


■質感等
これは文句ありません。穴がガッツリ空いているだけあって軽量ですし、前述のしなりについてもエルゴノミクス的な思想を感じられ楽しめます。またチタンレール(知らなかった)を採用しており、なんだか高級感のある作りをしています。デザイン的に何一つ不満はありません。

■結局買いなの?
もっともっとムチャクチャな高いサドルは死ぬほどあります。SLR SUPERFLOWに関してはWiggle等でセール価格で売っているのでサラリーマンの小遣いでギリギリなんとかなる。まあ、価格的なことはみんなそれぞれなのでなんとも言えません。私レベルですと安いとは感じませんが、エルゴノミクス感やらぶっ飛んだ穴あきっぷりとかこの製品のみの特徴があるわけで、そこはブログに書くくらい楽しんでいますし、品質と価格のバランスは満足しています。
では次もSUPERFLOWにするか?と言われるとカド感問題がもうちょい改善しない限り、おそらくオカワリしないと思いますw


2017年9月14日木曜日

ローラー台の間違った使い方

■手軽に走れるのがすごくいい
私はたまに思うのです。ちょっと時間があると走りに行きたくなりますが、心の前面で「準備がめんどくせえ」と。
その気になればサクッと10分程度で家を出られるのですが、そのように思うことが結構あります。
そうした準備を経たとしても、「風めっちゃ吹いてたらイヤだな」とも。
これがどこそこの山に行くとか一日ガッツリ乗ることが決まっている場合は楽しみで仕方ないのですが、日常の一つとしてのちょっとしたサイクリングについては、飽きもあってめんどくさがることがあったりします。
乗りたいんだけどあんまり気が進まない場合に重宝しているのがCYCLOTRON FLUIDことローラー台です。
時折、メンテ台としても活躍しているCYCLOTRON FLUID


■家超近い
サイクリングをすると、必然的に家から離れるので遠くなればなるほど不安というかちょっと心細かったりします。先日ひとり平日の山奥で疲れ果てた際は心の底から帰りたいと思いました。その点、ローラー台はそうした心配など皆無。ほとんど家と呼べるところで自転車に乗っているので(私の場合は玄関先)、やれ水がなくなっただの、運動後30分以内のプロテインだのと、ちょい用がめちゃめちゃ足せます。
ローラー台には安心感がある(家に近い)


■利便性の引き換えの退屈
前述のように超絶便利なローラー台 AKA CYCLOTRON FLUIDですが、便利さとの引き換えに、ただ単に乗るだけでは信じられないほど退屈です。
これが、発電できるなどの副産物でもあれば、「今月の電気使用量の30%を生産したのは俺」などと実績作りにいそしんだりできるのでしょうが、実態は、移動距離皆無の割にタイヤを削り、謎の回転振動音を出し近所迷惑になるだけでなくハアハアとむさ苦しい息遣いのおまけ付きで周囲への生産性は一つもなく、自己満足度を満たすためだけなのに退屈という趣味用品としては謎すぎる位置付けなのがローラー台です。
そこで私は退屈しのぎ策として、音楽を取り入れています。私は偏執的にテクノが好きなため、曲の速さとケイデンスの速さを一致させた、いわばテクノサイクリングを実施しています。
ケイデンスとBPMの一体感は気持ちいい

ディスコンとなったが超テクノ向きサウンドのKSDIGITAL C-88

■偏った乗り方で出た弊害
ケイデンス65〜74程度がテクノの守備範囲となることが多いので、ローラー実施時のケイデンスのレンジは固定で、ギアの重さで強度を調節するスタイルで強度を取り入れていますので、トレーニング目線で見ると非常に偏っていることにようやく気づきました。
メリットとしてはベースの平均速度は少し上がったような気がします。
デメリットとしては、レンジ外ではからっきしダメ。ケイデンスレンジ内での走行は長時間漕げる(私的ですあくまでも)のですが、突発的な激坂で強度がグッと上がったりすると途端に失速し踏ん張りが全然効きません。特定の強度とケイデンスの組み合わせのみをやってきたのでそれ以外のパターンについてはサッパリでした。
これではいかんと一瞬思い、インターバルトレーニングなどマネてみたもののテクノありきで乗っているようなヤツに苦行は耐えられませんでした。
だいたい何をやっても偏る


■新たな退屈しのぎを探して
何かいい手段はないでしょうか。映画等は全く頭に入ってくる気がしません!





2017年8月31日木曜日

いよいよ新フレームそして微妙すぎるフロントディレイラー

■いよいよ新フレーム
2年がかりで妄想を続けた新フレームがようやく到着。しばらく抱いて飾って添い寝して過ごそうと考えましたが組むのにも時間がかかりそうなので早速取り掛かり。
私はロードバイクとしては1台のみですので移植するパーツを現行機から外してしまうと乗れなくなる期間が発生してしまうので、組み始めたら一撃で乗れる状態に持ち込まなければなりません。
現行機からはサドル、シートポスト、ハンドル、ホイールを移植するため、この他のパーツを揃えていました。

■準備が足りていなかった
で、せっせと一撃で終わらせるべくむさ苦しく組んでいたのですが、年単位で準備期間があったにも関わらず、BBを購入していないことが発覚。続いてフロントディレイラーを取り付けようとしたところ、どうにも留まりそうな部分が見当たらず、これを留めるバンドが必要なことも判明。
こうなるとケチケチ揃えていた気持ちはどこへやらで、大至急入手するために手段を選んでいられません。速攻で近所の自転車屋へ直行し、ためらうことなく買おうとしますがバンドはゲットしたもののGXP規格のBBなど売っておりません。アマゾンへ直行し、瞬間でポチりますが、とりあえず当日中の手配は不能なので現行のクランクセットを移植することにしました。
さらばFocus ありがとうフォレヴァ〜!
で、わかるものから取り付けつつ、フロントディレイラーに差し掛かり、Qringsを取り付け。なんだけど、何度調整しても空転時にはビシッと決まったように思えるのですが、実際に走ってみるとアウターをチェーンが飛び越えてしまいどうにも調整できません。
いつの間にやらシフトケーブルが解け出し使用不能に
再度自転車屋に直行し、適当なケーブルをゲットし直帰。都会に住んでてよかったとこれほど思ったことはありません。
わかるものから組み付ける図
■とりあえず形にした
いつまでもフロントディレイラーに手こずっているのは勿体無いのでまずは自転車の形にするべく組み立てます。 
で、できたのがコレ。ディレイラー問題は解決せず、現行機に比べハンドル角度もしゃくっている割にSTIは下がりすぎています。さらに左ブレーキワイヤーはヘッドチューブを横切っていないため、ケーブルの逃げ場がなくハンドル操作が固いです。しかし、ガマンできずに走りに行きました。
走行中はブレーキがいつのまにかリムにあたり、図らずとも高負荷を加えてきます!
ガマンできずに走りに行った図
■再度の調整
色々な部分に調整がかなり必要なため、正直疲労でウンザリ気味なテンションをプロテインで持ち上げ、調整にかかります。一旦、意味不明なパーツだったので無視していたYEWシステム(というか棒)を取り付け、各所を調整、最後にディレイラー。
組み付け前にディレイラーの取り付け方法を読んで構造的に理解したつもりでしたが、どうしてもアウター外に落ちるのでしまいには常識がなんなのかわからなくなってしまい、手当たり次第にやった結果、以下写真ではディレイラーが思いっきり奥に引っ込んでいます。トチ狂った状態に陥っておりますが、乗れないストレスが溜まるものの、見ていて飽きません。本当にこれで酒が飲めます。楽しみだな〜。

お気に入りのチェーンリングだがうまくいかん


2017年8月16日水曜日

CYCLOTRON FLUIDで800km走った感想

■シコシコ走って800km
を超えたのでこの辺で振り返ってみようと思います。
私は速く走れるようになったのでしょうか。
CYCLOTRON FLUIDには参考値としてW表があります。

私はCYCLOTRON FLUID導入時と現在とでサイコンが変わっているので計測差が多少発生していると思われますが、ざっくり参考として。
(開始時は距離が安定していなかったので何度か走って距離が安定してきた時期を初回としています)

1回あたりの走行距離:ほぼ20.1km
初回  :61min/AVE19.6km(ストップ時間を計測から除外)Wahoo Blue SC計測
4月         :60min/AVE20.6km(ストップ時間を計測から除外)Wahoo Blue SC計測
7月    :53min/AVE22.6km(ストップ時間を計測に含む)    Garmin EDGE520J計測
8月    :54min/AVE22.2km(ストップ時間を計測から除外)Garmin EDGE520J計測

う〜ん。並べてみるとサイコン変えたり途中からストップ時間を計測に入れたり入れなかったりしている関係で、距離:経過時間:平均速度が信憑性に欠けるという...
ともあれ、GarminとWahooの計測差があまりないものだとすると、4月からの3ヶ月で最大で7分ほど速く走り切れるようになり、初回から平均速度が3km程度上がったことに。
さらにW数を上記表から概算すると、開始時140wに満たなかったのが、7月には179w程度にアップ...したのかホントに?
(注:適当計算 220w-139w=80wで139wに2.5km分を40wとして足した)

なんか意味あるんですかねこのポスト。何の意味もないですが、実感としては開始時より速くなっているような気が...するだけなのかな?上記を見る限り信憑性が全く感じられません。
いつもの荒川リバーステーション往復セグメントも最近はほとんど走っていないのでビフォーアフターがこれもわかりません。

??一体何この記事???

書く時期が早すぎたよキョシンヘー。









2017年8月1日火曜日

ロードバイクのサングラス問題

■ロードバイクに必携のサングラスだがしかし
ロードバイクのサングラスは、数ある(ありすぎる)ロードグッズの中でもかなりニーズの高いお役立ちアイテムのひとつだと思っています。
紫外線のカットだけでなく、目への直風も緩和されるため、ドライアイの軽減になり、また、小石や虫の直撃を防いでくれるサングラスはまさに必携といえます。
特にスポーツサングラスと言われるジャンルのものは流線型の形状でスポーツとの相性をよく考えられていて、アグレッシブなデザインさえ納得ができれば、スポーツものの方が理にかなっているように思えます。
しかし、わたくし近年、この形状がいきすぎているように思います!
乗車中、上目遣いの視線が多いため、近年のサングラスの形状を見ると、視界確保のために左右のレンズが繋がり、顔に占めるメガネの割合が激増し、ほとんどロボコップの様相。

■耐用年数について
話は逸れますが、樹脂製のフレームが多いサングラス。一見、あまりダメージを受けないように思えますが、これにもしっかり耐用年数があるようです。
日中、紫外線にさらされまくりのロードバイク乗りですが、フレームに対しても紫外線がダメージを与えていて、使用年数が長くなると、樹脂が硬化したり、色あせてきたりで本来のパフォーマンスを出せなくなるようです。確かに、メガネでもセルフレームが褪せて硬くなってきたりした経験があります。
また、フレームだけでなく、レンズも劣化します。紫外線をカットと言いますが、実際はカットというか紫外線をレンズが吸収していて、その結果目に紫外線が届かないということで、時間とともにレンズの紫外線吸収力が衰えてくるようです。
私は濃いめのレンズを使うので日が落ちると、外してポッケに入れたりするので、傷などもつきやすくレンズが劣化しやすい使用状況にあります。

■時代は変わる
ということで、愛用のサングラスのレンズがだいぶ傷だらけ、使用年数も5年程度に達したことでぼちぼち前も見えづらいし新調したいと思っていたのですが、前述の通り、ロボコップ化が進んでいたことに気づいておらず、しばらくぶりにサングラスを見てみるとロボコップタイプやドムばかりが推し出されている現在(もちろん激しくないデザインのものもいっぱいあります)。なので現状のフレームは継続することにし、スペアのレンズを購入してみました。
私が使用しているのはOAKLEYのJAWBONEというだいぶ古いもので、この後に、ほぼ同じデザインでRACING JACKETという名前で販売されており、OAKLEYとしては長らく販売したと思われるモデルです。
この二つのモデルはレンズが取り替えられるような作りになっていて、スペアレンズを購入すれば、自身で取り替えることができます。
一日の中でレンズを取り替える手間を省きたいため、今回は調光レンズにしました。
ちなみに純正(18000YEN!!)にはせず、デコリンメガネ(https://item.rakuten.co.jp/dekorin/c/0000000194/)という販売店から調達しました。
サイズ的にもバッチリですので、消耗品を安く済ませたい方にはいいのではないでしょうか。

■サングラスは勢いでかけるもの
欧米人は非常にクールにサングラスをかけています。これまでそれは骨格の違いからであり、放つ雰囲気も含めて仕方のないものなのだ、と考えていた時期もありました。
しかしそうではありません。人の顔は皆違うもの、そこに同じデザインのサングラスをかけて似合う似合わない問題が発生するのは、一見当たり前のようですが、それは勢いが足らないからだと思います。腰が引けていてあんなアグレッシブなものを装着する方がどうかしています。
むしろ気にすべきはTPOです。
夜から始まる合コンにサングラスをかけて登場しても、女性たちに力まないで大丈夫などと心配されるように。その場にそぐったものを自信いっぱいに装着することが大事なのだと思います。
時代がさらに変わり、たとえロボコップ状しかないとしても、私は自信を持って装着できるように練習したいと思います。



2017年7月28日金曜日

夏は夏で熱中症ざんまい

■荒川で頻発する熱中症
これまで冬は寒いだのとのたまってきましたが、自転車ハイシーズンの夏は夏で熱中症によくかかっています。
私なりに高負荷で走っているので体が速攻で沸騰して高架下などで燃え尽きています
水分は35kmの距離を750mlボトル1本〜1本半くらいを飲んでいるのですが、これでも20km超えあたりでフラフラとしてくるので35kmを全力で走りきれません。
この暑さなので、体内への水分補給だけでは体が冷めません。なので水道を見つけるたびに水をかぶり、頭、腕、前後ジャージ、太ももジャージを濡らして外側から冷却を試みているのですが、すぐ乾いてしまうので結果的に1ライドあたりの水浴び回数が多くなり、水道の数だけ停車することとなってしまい、これでは走りに来ているのだか水浴びしに来ているのだかわかりません。水道はゴールではありません。
なので、衣類の水分保持力を高める必要があります。
まるで私が力なく横たわっているようです


■冷却グッズそれぞれ
肌の露出を控えて日焼けによる疲れの防止と行水効果の持続を狙って膝下ジャージとアームカバーをデフォルトで装備。グローブも手首まで丈がありジャージ素材の指切りのものに新調しました(APTというメーカー)。これでいつでも迅速な水浴びができます。
特に、アームカバーとグローブセットはよく効いており、ぐっしょりにしてから20分くらいは冷たさを感じることができます。
一方で速攻で乾いてしまうのがレーパンです。太ももが丸みを帯びているためか、風の当たる場所から部分ごとに乾いていき、非常に速やかかつ効率的に乾いてしまいます。これはもうどうにもならなそう。
とりあえず、ベースをこんな感じにしておいて、あとは飛び道具的に速乾タオルを首に巻くとか、魔法瓶で冷たいものを飲むとか?

■事前の行水
行水のタイミングも見直そうと思います。
一度オーバーヒートしてしまうと、休んだところで身体的な危機は収まるものの、パフォーマンスの回復はできないため事前に沸騰しないようにする必要があります。
今までは沸騰しそうになってから行水していたのですが、コレでは時すでに遅し。これからは事前に水浴びしておいて、中水浴び、終水浴びと断続的な計画行水を実施し、なんとか夏の間に熱中症にならないようにしたいな〜。日中に走らなければいいだけなんですけどね〜。

■通年でハードコアな荒川
それにしても、荒川の気候はどうしてこう一年中エクストリームなのでしょうか。河川敷の窪んだ地形がいわばミニ盆地のような働きをしているとしか思えません。直射日光と地面からの照り返しにサンドイッチにされ・・・いえ、サンドイッチなどというカワイイものではありません。万力と呼ぶことにします。万力で締め付けられたところに吹く湿った熱風。何かの製造工程なのでしょうか。






2017年7月14日金曜日

BCAAがかなり効く件

■疲労回復に間違いなしBCAA
70km程度ですらロングライドに分類してしまうほどロングライドが苦手な私ですが、解決策として体力アップはもちろんですが、そこには目を瞑り、なんとか化学や機械の力でカバーできないかということで最近もっぱらBCAAを飲んでいます。
飲んでいる銘柄はグリコのクエン酸&BCAA<グレープフルーツ味>のスティック状のやつ。
グリコの回し者ではありませんが非常に効いている

これをボトルに入れておいて1回のライドで1~2包をチビチビ飲みながら走っています。
その結果、よりハードコアに走れるようになったような気がしないでもありません。
ワイズロードなどでチョコチョコ売っていて1包あたり200円と安くはないのですが、疲れ方が楽になる誘惑に勝てずついつい買っています。

■旅行にもBCAA
あまりの効きに先日旅行に行く際にも日数分のBCAAを持って行ってみました。
旅行はたいへん好きなのですが、直通便をケチったが故にハードなトランジットが発生し、長時間の硬直姿勢を強いられたり、重いバックパックを背負っての旅になることが多く、その結果、立ち疲れ、座り疲れ、歩き疲れなど各方面から複合的に疲れます。これは自転車にはない疲労で、運動による疲れを動の疲れとすると、旅行や残業は静の疲れを感じることが多かったです。なので旅行中〜後は毎回ズッシリとした疲労があり、翌日にもモロに引っ張るのでなんとかなんないものかと悩んでいました。動にせよ静にせよ筋肉の疲れであることに変わりなく、飲んでみるとやはりずっしり感が軽くなります。BCAA、これはいいものだ。

■疲労に悩む人は飲んどけBCAA
機材につぎ込みカッコよく軽いパーツにより物欲と疲労の軽減をするのが本来俺の理想とする自転車に対する唯一のコンセプトなのですが、一回数百円で体に直接効く粉がこんなに魅力的に映るとはそろそろコンセプトの変え時かもしれません。そもそもこの本来のコンセプトを実行できていませんが。
疲労が取れると生活におけるアクティブな時間が増えるので結果として健やかにいられる期間が多くとれ、イケイケサラリーマン用語のウィンウィンな関係性がクリエイトされるわけです。
メンタル疲れにもBCAA、などとまでは言いませんが、疲れやすい人はぜひ飲んでみてください。


2017年7月5日水曜日

補給食でロングライドに耐える①

■苦手なロングライド
100kmも走ると70kmごろからだんだんと疲労感が勝り走りきるころにはカピカピのミイラ状態になることが多く、ロングライドが苦手です。
たまに仲間で走ったりすると、俺一人のみ復路で過労状態に陥り荒川サイクリングロードのストラバセグメント区間であるおもてなし坂を登れなくなるなど、足を引っ張りまくりで色々と迷惑をかけてきました。
手を抜いたりしているわけではないので申し訳ないと思っていないのですが、同じくらいの水準で走りたい気持ちは持っているわけであります。
荒川でおなじみヘリポートでヘリが降りているところ



■疲労回復にプロテイン
チャリに乗ったあとプロテインを飲むと翌日に疲れを引っ張りにくく、走り終わった後は真っ先にプロテインを飲むなど中毒性のあるサプリメントとして常用していますが、走っている最中に「俺は無駄にしない」などとシェイクするわけにもいかないのでプロテインに変わる回復系のサプリメントとしてBCAAを摂るようになりました。
これが効いているような気がしていて、今まで平地100kmでヘロヘロだったのが、平地+山(1000m程度獲得標高)で100kmをヘロヘロで走れるようになりました。
しかし、行程後半の疲労感は依然として激しく、やはり70kmを超えた頃になると「BCAAでどうにかなるレベルじゃねえ」などと口をついて出てくるので体質的に改善はされていません。
サプリを豊富に扱っているときがわベース。もしBCAAを忘れても大丈夫

つづく!

2017年7月4日火曜日

Garminにした

■CATEYE壊れる
これまで愛用していたサイコンは10年落ちくらいのCC-RD400DWというサイコンでした。俺は行動範囲が限られていたため、反復するような乗り方が多く必要なパラメータは平均速度とケイデンス、積算距離、時計くらい。
なので「ピロッ」というGarminのビープ音を聞くと、「オッ、ガーミンがいる!かっけえ」くらいの幼児レベルの感想であまり俺には必要の無いものなのだ、くらいの認識。
が、しかし、CATEYEのセンサー部に異常が見られ始めサイコンに記録がうまくいかなくなることが頻発しタイムや積算がはっきりわからなくなったのを契機に、今回は修理はせず、買い替えることが急激に脳内で決定。ありがとうCATEYE!


■用途の変化
最近ではホームである荒川には強風のためあまりいかず、秩父や都民の森など自然に行くことが増えてきており、斜度と獲得標高を見たいとかねがね思っていたこと、
また、スマホでストラバに記録していたのですが、スマホのバッテリーもちが気になることと、ストラバへはローラー台の走行距離が記録されず、ストラバ上の走行距離とCATEYE上の走行距離がバラバラになっており、ログをまとめたいということがあり、思い切ってEDGE520Jビープ音組合に入ることに。


■Garminすげえ
これまで食わず嫌いだったGarminですが、ログを速攻でGarminConnect/ストラバに連携できてマジ超便利。初期設定でスピードセンサーが自動でタイヤ径を察知して自動で設定してくれるという気の利きようで、めんどくさい手動設定とかペアリング作業とかほとんど皆無。最初から使っとけばよかった。
なんだかんだとこのところ買い揃えており、新しいフレームに合わせしっかりと準備が完了しました。


2017年5月6日土曜日

SRAM FORCE22に移行

■コンポ選び徒然
フォークが決まったことで、ジオメトリも佳境。半年間色々と考えてきたパーツ選びもいよいよ決断のタイミング。俺の中でもつれ込んでいたコンポーネントを思い切って変更することにしました。これまでアルテグラ6700を長年使用してきましたが、10Sであることや変速性能に不満はなく、ただ一つシフターの大きさと引きの重さに不満があり、常に使う部分であることからいつも頭の片隅に引っかかっていたシフト周り。
長年世話になりつつもなぜにそのSTI仕様にしたのか謎が深まるULTEGRA6700

普段なかなか変更しようと踏み切れなかったシフト周りなので、刷新のこのタイミングで小さなストレスを生み出し続けているシフターを小さいのに変更することにしました。

■ ULTEGRA6800 VS Sram force22
デュラエースや電動系などハイエンドコンポは置いておいて、俺が頑張れるラインはこの辺り。シフターの小ささは6700に比べると微差はあれど似たようなもの。
俺の中で性能×価格のバランスが良いULTEGRA6800
俺の中で未知のギミックを搭載したSRAM FORCE22


6700のSTIはシフターの大きさでトップチューブの長さが1cmくらい変わるんでないかっつうくらいハンドルからシフターまでの距離が長い。俺は手が小さくはないのでこの疑問を感じている人も少なくはないはず。
今回、SRAMにしたのはデザインがカッコ良かったから。終了。
だと元も子もないですが、強いてあげるなら、ダブルタップしてみたかった。終了。
正直、小ささをクリアしている点と11S化でギアの選択肢が増やせる点でアルテグラ6800でもFORCE22のどちらであっても俺の目的は達成しており、価格勝負で選べば僅かにアルテグラ6800なのですが、付随要素としてこれまでのギミックとは違う仕組みのものを体験したい好奇心で選びました。
また、チェーンリングを現在は46Tを使用し、25Tまでのスプロケットの中腹あたりを中心に使えるよう俺の脚力に合わせて軽く設定しているのですが、稀に軽さや重さが足りないことがあったりすることもあったかもしれず、これを機に50Tに挑戦してみようかと思っています。大変そうだ..!






2017年5月5日金曜日

フォーク選定

■金属フレームに合うフォークを探す
チタンフレームを製作していただいているので、俺としては初のバラ完をすることになり(流用できるパーツは現行機から移植しますが)、どんなフォークにするか考えていました。俺の考えるフレームのイメージではカーボンバイクのチタン版をイメージしていたため、太いダウンチューブにインテグラルヘッドチューブで決まり!とか思っていましたが、フォーク選びが難航したので、経緯をここに書いておきます。

■手頃なテーパードフォークが出回っていない件
3Tなどロゴがデーンと出ていないデザインで著名でないメーカーから外通を中心にパーツを入手しようと考えており、wiggleなど著名な通販以外にもせっせと調べ、当初は手頃なkinesisにしようと考えていました。形状はベンドなしのストレートフォークを希望していました。
kinesis aithein forks

なんだけどコレ、ずっと勘違いしていたこの約200ユーロなんですけど、小売販売価格と思いきやコレ多分卸値なんですよね。まあ小売なのかもしれんけど...とにかく問い合わせてみてもレスポンスはなく、買える気配がねえ。kinesisからリンクを貼ってある販売店の価格を見ると数10ユーロは少なくとも乗っているのでおそらく卸値ではないかと推測。
kinesis取り扱いのある外通で送料や課税を考えるとそれなりの値段になるので、そうするとコストパフォーマンスの良さが薄れ、それなりに別のフォークも候補に入ってくるのでkinesisはパスすることにしました。著名どころの外通で扱っているテーパードフォークだと一番買いやすいのが3T rigidaなどでおおよそ3万くらい。そりゃあるよ、お金出せばenveでもテーパードでもなんでもさ...

さておき、kinesisあたりがデザイン性とコストパフォーマンスの比率が俺の中で最強でしたので、これがムリとなるともうちょっと頑張るしかなく、この際、気になっていたColumbusにすることにしました。性能云々よりとにかくかっけえよ...かっけえ
Columbus Futura caliper


扱っている外通はこちらのmilky way shop しかもセール。
速攻でポチるものの、日本への選択ができず...
メールで問い合わせてみたところ販売はOK、送料も調べて見積もり送ったるわby milky way とのことでウキウキすること1週間。
送料95ユーロ以外の返事来ねえ。
しびれを切らして問い合わせてみると、メーカー在庫がないのでいつになるかわからない、このまま取引を続けるか決めてくれJAP(笑顔)みたいな受け身すぎる返答。
フォークが決まらないとジオメトリが確定できず、のんびり構えていすぎていたためこれ以上のんびり待っているひまがなく、そういうことは早く言ってくれ(笑顔)とのコメントバックし終了。
この辺りで、入手性の良い商品でないと時間がかかるとの結論にようやく達し、また、1-1/8も視野に入れかつ予算も引き上げて探すことにした。

■以前は諦めたWound up fork
1-1/8を視野に入れどころか、もはや1-1/8がいいと思うようになり、当初は重量があり、インテグラル仕様でないことから候補から外していたアメリカのWound upブームが俺の中でリバイバル。

フレームをオーダーする当初はフォークの重要性が薄く、テーパードでRake45でストレート形状であればなんでもいいくらいに思っていたのですが、Woundupは軽量化時代に逆行するような重量ながら、製造プロセスをきちんとやっていそうなモノづくり感がひしひしとあり、チタンならこれしかないくらいとばかりに、どたんばのタイミングでぶっささりました。発注に関しても、いくつかの仕様から選べます。

俺はRake45でcarbon steererは譲れなかったのでその仕様にしました。色はフレームがチタンなのでデフォルトのシルバー。アップチャージすればもっと色的なオプションは選べます。納期4週くらい。楽しみです。