2018年9月14日金曜日

ヘルメット徒然

■地味に大事なヘルメット
役割の重要性は認識しているのですが、私の中ではなんというか買い替えの優先順位がめっちゃ低いです。私は安全第一タイプなのでかぶらないことはないですが、目に見える消耗がわからないので経年劣化に無頓着になっているのです。ヤバいよね。
コレはいかんなーということで改めて私のヘルメットを見直してみると2013年前後から使用されており、気づくとすでに5年目。耐用年数は3年くらいが目安などと言われているのも頷ける話で、ロードバイクのヘルメットは発砲スチロール的なものとポリカーボネート等の樹脂でコーティングされていることが多いことからも分かる通り、素人目に見ても経年劣化が激しそうな材料だったりするわけです。

■酷使されている??
こうした樹脂の経年劣化ってスニーカーのソールやベランダに置いてあるプラチリトリとかで経験ないですか?このような樹脂劣化に関する類似した経験は身近にあったりするのでヘルメットの材料そのものに詳しくなくともなんとなく劣化が起きやすいものだという意識があったりするんですよね。
状況的に見ても、特に夏場は頭からの汗が多く、水を頭からぶっかけたりで汗が付着することは多い。汗と樹脂の相性は良いわけもなく、同じく樹脂製のものが多いスポーツサングラスは使用後に洗浄が推奨されてたりしますしね。それに紫外線に思いっきり晒されているわけで、室内保管の盆栽ヘルメットならまだしも、やっぱり外でのライドの場合は消耗要因はタップリありそうで、チェーンリングのように何かが削れてなくなるとかの目に見える消耗はないものの、着実に劣化してそう。静かに消耗していくその姿は切ないものがあります。

■流線型から丸くなってきている
ヘルメットの形状がかつてのカクカクした流線型から後頭部のツノみたいなのと角が取れて、だんだん丸くなってきているのが面白いですね。ツノはエアロ効果があまりなかったってことなんですかね。こういうセオリーがなくなる変化って興味深いですね。
タイヤ幅は23C→25Cに主流がスイッチしつつありますが、この時も23に比べて25の方が点で接地するので効率が良いとかって言い出してて「今までわかんなかったんかい」って思いますよね。研究はセオリーに乗っているもの(この場合は23C)が対象となっているから、23C全盛の頃は調べることすらされないんですかね。だとすると「25Cの方がやべえ」って言い出した人はすんごいクリエイティブですよね。
閑話休題。
で実際にどんなものを選ぼうかというところですが、流れに乗って丸メットかな〜。ツノがなくなるだけで随分とカジュアルに変わるのがデザインの妙なんですかね〜。重量は現行以下の230g以内がいいけどデザインによるな〜(強気)。

・POC OCTAL
既存にとらわれないチャレンジングなデザインですけど整ってますね。たま〜に荒川でも見かけますがメットに負けぬオシャレかつタフそうなサイクリストの方がよくかぶっている印象。
私はウマヅラなのでモロにキノコ化しそうなところが悩ましい。ウェブ上の情報を見てもキノコ感は覚悟した方が良さそう。M(54~60cm・195g)とかなり軽量。






・ABUS Aventure
MOVISTERチーム御用達というABUS(アブースって読むの?)ですが、流線型基調としながらも攻撃的な印象が薄まっていてなんだかスゴくイイ。カクカク流線型派からの最終回答というか。荒川で全く見ないです。チームモデルでありながらも意外と重量があったりして。M(54~58cm・260g)


・kabuto FLAIR
S/M(55~58cm・170g)という驚異的な軽さ。ちょっとコレすごくないですか?ロングライドにはうってつけですよね。長時間ライドしていると私は首が痛くなってくるので軽量なのいいな〜。購入もしやすいし申し分ない。デザイン性は海外勢の方が強いかもしれませんね。
・KASK VALEGRO
とりあえず最初読めませんでした。みんな大好きPROTONEもかっこいいけど、ヴァレグロも捨てがたい。デザイン/脱キノコ/軽量 とイイとこどりしている感のあるVALEGROがビシビシ刺激してきています。M(52~58cm・200g前後)

・OAKLEY ARO3
サングラスでお世話になっているOAKLEYからエアロっぽいヘルメット。最初見たときはあまりのかっこよさにビックリしたのですが、若干キノコなんだよな〜。ウマヅラだとちょっとしたせり出しで速攻ナメコ化するのでほんと油断できないんですよ。M(54~58cm・295g)で300g近い重さもあって今回は断念。丸顔の人とか良さそう。