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2018年3月6日火曜日

チタンフレームの感想

■チタンフレームとカーボンフレームの体感の違い
チタンフレームに乗って半年(1700km程度)がたちました。先代のミドルグレードの旧型レース向けカーボン(FOCUS)はサイズが小さいこともありただでさえ剛性が高く、それでいてかなり頑丈なつくりだったため、乗り心地はガッツリと硬く突き上げによりオシリが割れておりました。
私の中でカタいと評判のFOCUS CAYO2009
FOCUSと真逆
これを解消しようと、サドルを替えたりタイヤを替えたり試行錯誤したものの、根本的に硬いためチタン等のしなりのある素材を考えるようになった経緯もあります。
で、チタンの乗り心地はというと、エンデュランス向けにフレームオーダーし(ロングライドが苦手なためロングライドの練習をしようと)ていることもあり、素材のみの特性はわかりませんが、レーシーなカーボンに比べ対極ともいえる乗り心地になっています。
(サイズはトップチューブ510から540へ大幅に変わっています)
用途別で得意なシーンを具体的に見ていきましょう。

■得意なシーン
◎平地50km未満の高強度な中距離ライド
瞬発力を必要としないため、剛性感が必要な局面がさほどなく、乗り心地のよさが生きてきて非常に調子いいです。
ケイデンスをあげることはあっても、ググッと力いっぱい踏み込むことはないためBBの硬さも必要ありません。
また同じようにしなり等によるロス感もないので平地中距離サイクリングはかなり快適。
まあ、このくらいの距離だとオシリとか腰がつかれきるまえに終了するのでロードバイクであればすべて得意と思われますが。。。

◎平地100km中強度ロングライド
前者の延長線上ですが、ストップ&ゴーが増え、長時間ライド&省エネ走行となるため運動強度が抑えられ、よりジオメトリの特性やしなり感といったフレーム特性に頼ることとなるためしっかりとフレームの性格が見えてきます。オーダーどおり私のフレームはドンピシャのシーンです。

◎ヒルクライム100km未満獲得標高1500m以下
これも頻度高いシーンです。全力でヒルクラして帰りはのんびり帰るパターン。これもばっちりです。
カーボンに比べ剛性は少ないと感じますが不足とまではいかないのでやり切れます。

○平地&ヒルクライム合計100km~150km獲得標高1500m~2000m
私の中では完全にエクストリームロングライドなのですが、このくらいになってくると後半の疲れがハンパなく、素材どうのこうのより自転車そのものに疲れているのですが、それでもカーボンより疲れが少ないことを実感します。

◎?超長距離
ブルベ等出たことありませんが上記からするとかなり得意かもしれません。

■苦手なシーン
逆に苦手と思われるシーンを見てみましょう。

×スプリント
あからさまに苦手と思われます。とくにヘッドまわりやBBに不足を感じると思われます。
私は細身で貧弱ですがヒルクラ時にカーボンに比べ剛性の少なさを感じるので、筋肉がある人が強い力で使うと足りなくなると思われます。
昨今、剛性はカーボンの独壇場でしょう。金属チューブを太く強くしたところでカーボンのように狙った場所に剛性をつけられるわけではないので金属チューブはそもそも不利でしょう。一部に強い応力のかかるような激しい走行は苦手かと。

△ストップ&ゴー
カーボンに比べると漕ぎ出しに若干タメがあるのでこれも苦手でしょう。

×シクロクロス
短時間高強度なシクロ。タイヤの太さもあるし路面も土なのでかっちりした硬いフレームでもよさそう。むしろしなりとかあるフレームはまったく向いていなさそう。

△?グラベル
シクロと同様しなりが裏目にでそう。ただグラベルでロングライドだと意外と気にならないのかも。ちょっと想像ができませんので教えてください。

■まとめ比較
・突き上げ
カーボン>チタン

・捩れ
カーボン<チタン

・BBの硬さ
カーボン>チタン

・ヘッド周りの硬さ
カーボン>チタン

・発車時の反応性
カーボン>チタン

・加速性
カーボン>チタン

・巡行性
カーボン=チタン

・登坂性
カーボン≒チタン

・ロングライド性
カーボン<チタン

・脚にくる度
カーボン>チタン

・腰にくる度
カーボン>チタン

・上半身にくる度
カーボン≒チタン

・総合的な疲労度
カーボン>チタン

といった感じ。私はジオメトリをエンデュランスに振っただけあってフレームの硬さによる疲労感はだいぶ軽減され、その分、剛性感が少なくなっています。
これはカーボンの極太BBとかヘッド周りはほんとガチガチだったとチタンに変えてから感じるようになりました。
とくにヒルクラ時に自転車の剛性を感じますが、チューブだけでなくジオメトリとの相関関係によりバランスされるものだと思うので、素材のみによる剛性感というのは体感では正直よくわかりません。剛性感を求めるのであれば、昨今のカーボンバイクには到底かなわないと思いますし、そもそものチタンの方向性としてはエンデュランス方面のほうが得意なのではと思います。
走行性能を求めるなら最近のエンデュランスカーボンなんかはめっちゃ乗り心地がいい上に局所的な剛性もバッチリで死角なしかもしれません。ってか確実にそうだろ。
チタン等メタルフレームはロマンがあるから乗っている、
という存在なのかもしれません。

2017年11月5日日曜日

J&L Titanium seatpost27.2mm

■チタンシートポストに手を出した
中華の。
Emmeakkaのパーツをちょろちょろと変更しておりますが、これまで乗っていたFocus Cayoからのシートポスト(3T DORIC TEAM)を移植して使用しておりました。これはアルミのカーボン巻きポストで軽量であり何気に気に入っていたのですが、いかんせん色が黒であるため、カラーリング的にチタンの鈍色で統一したいがために変更することに。
で、例によってWEB検索するわけなんですが、これがまたシートポストだっつうのにチタン製ともなるとたっけえの。
私は台湾メイドはむしろ好きなので台湾界隈で良さげなOEMでもないかと探していたところ、CONTROLTECHのチタンポストがぶっ刺さるものの、見て見ぬフリ。

■中華チタンしかなかった
結局行き着くところ、中華チタンしか選択肢がありませんでした。
ebayをウロウロしているとJ&Lという謎のチタンポストを発見。情報が少なくどんなもんか判断できませんが、ブランドサイト等情報の入り口になるようなものはなく、一部のレビューではそれなりに使用できるとのことで、とりあえず発注してみることにしました。

■到着〜セットアップ
発注から待つこと3週間。なんかいけないものでも入ってんじゃねえのって雰囲気の怪しげなビニール巻き梱包状態で到着。
意外としっかりした作り
骨でも入っていたらどうしようと開封してみるとアラ意外としっかりした作りじゃありませんか。秤で計っていないので具体的な重量はわかりませんが、カット済みの3tのポスト+サドル=チタンポストくらいの印象で、計るまでもなく重くなったことはわかります。
切断面から金属の厚さを見ても、フレームは1mm程度とかなりの薄さに対し、軽く倍はありそうな厚さ。
こういったところにコスト削減を感じる
ま、いいんです。7000円程度でチタンポストにしているんですし、これでバテット加工だのされている方が恐ろしいってもんです。
それよりもしっかり27.2mmになっているかが気になります。
※本当にチタンであるかは確認していません。
で、おっかなびっくりはめてみると、、、
しっかりハマった!
ハマった!!3Tよりむしろすんなりハマった!!
あとは1点留めにしたことで固定力がどの程度のものなのかってところでしょう。
クランプ部分は若干不安の残るプラスチック製ですが、サドルレールもパチっとしっかりハマり、締め付けもプラスチックががっちりレールを持ってくれています。
1点留めは初めてでコツがいる
溶接部分。個人的には全く問題なし。割れなきゃOK
今週は3連休もあったことで勢いよく乗りたいところでしたが、このところの残業地獄で全く走る気がおこらず、久しぶりに全くライドしない週末となりました。

■おまけ
3Tのカーボン巻きですが、切断した際に切断面をまじまじとみると、工作精度の高さに驚きます。うっすいアルミをサンドイッチするかたちでカーボンが巻かれており、職人芸ですな〜と感動。
すげーよ3T







2017年10月13日金曜日

Selle italia SLR SUPERFLOWの使用感

■70km越えると会陰部が痛い
サドルを替えて2000km程度乗ったのでインプレッション的なことをやります。
私のケツの痛くなる特徴は70km程度から起こる会陰部の痛みが主で圧迫痛のような痛み
これまでサドルを替えようと考えたこともありましたが、70km以上走らなければ特に問題もないので問題意識が薄れがちでした。そうこうしているうちにサドル(フィジークのアリオネ)が壊れ始め、それでは替えようかと相成りました。

■変更ポイントは穴あきサドル
会陰部の痛みなので会陰部に当たらなければええやんけ、ということで穴があくタイプのサドルを第一条件にしました。長時間の圧迫は人体に不自然だと思うので圧迫が無いに越したことないだろうという理由。
で、早速見つけたのが表題のSUPERFLOWでWIGGLEで即ポチ。
サイズが2種類あり、シート面積幅広タイプと標準タイプ。私は標準タイプにしました。

標準タイプです。ガッツリの穴に男気を感じます。

■乗ってみて
当初は硬く乗り心地があまりよろしくないと感じていたSUPERFLOWですが、回を重ねるごとに少しづつフィットしていきロングライドでも会陰部の痛みが出にくい。。。とか書こうと思っていましたが、こういうのってポジションや乗り方によってもだいぶ変わりそうなので一概にサドルのみの感想は難しいですな。
がっつり足に体重をかけ、上半身にも体重を預けてペダリングしているサイクリング時はケツは痛くなりにくいですし、どっしりサドルに座っているポジションは痛くなりやすい。のでサドル形状+私のケツからくる相関関係だけでは語りきれないところはあります。

■ここがイイ
やっぱり会陰部がガッツリあいているので会陰部の痛みからは解放されました。
このほかの形状で特徴的なのは、お尻に向かって広がっていくところにちょっとした窪みがあり、「ココに座れ」といった目印があります。サドルに言われた通り座ってみると確かに安定がよく、ベストポジションであることがわかります。
また、意外としっかりとしたクッション性があるので(硬目ではありますが)見た目ほど硬くはありません。パッドのみでのクッション性だけでなく、サドルの骨格全体に適度な剛性を持たせており、サドル全体でしなります。
回を重ねるにつれ馴染んできて、個性的な見た目とは裏腹になかなかの安定感を発揮してくれているのではないでしょうか。
わずかな窪み...わかってくれ!


全体でしなる!

■ここがダメ
真っ先にアカンのが会陰部外側の細くなった部分(写真がわかりやすいです)が、穴を広げ細くなったがゆえに硬さが目立ってしまい、会陰部外側が痛いです。
トレードオフという言葉がありますが、まさにそれを地でいっており正直なところ根本的に会陰部の痛みは解決してんのかと思うフシがあります。
乗り慣れてくると外側も少しカドがとれて乗りやすくなりますが、おろしたての頃は結構
悩みました。今では潰れきったと思われますが、全く扁平なサドルと比べるとカド感はあるかな〜。
問題のカド感


■質感等
これは文句ありません。穴がガッツリ空いているだけあって軽量ですし、前述のしなりについてもエルゴノミクス的な思想を感じられ楽しめます。またチタンレール(知らなかった)を採用しており、なんだか高級感のある作りをしています。デザイン的に何一つ不満はありません。

■結局買いなの?
もっともっとムチャクチャな高いサドルは死ぬほどあります。SLR SUPERFLOWに関してはWiggle等でセール価格で売っているのでサラリーマンの小遣いでギリギリなんとかなる。まあ、価格的なことはみんなそれぞれなのでなんとも言えません。私レベルですと安いとは感じませんが、エルゴノミクス感やらぶっ飛んだ穴あきっぷりとかこの製品のみの特徴があるわけで、そこはブログに書くくらい楽しんでいますし、品質と価格のバランスは満足しています。
では次もSUPERFLOWにするか?と言われるとカド感問題がもうちょい改善しない限り、おそらくオカワリしないと思いますw


2017年8月31日木曜日

いよいよ新フレームそして微妙すぎるフロントディレイラー

■いよいよ新フレーム
2年がかりで妄想を続けた新フレームがようやく到着。しばらく抱いて飾って添い寝して過ごそうと考えましたが組むのにも時間がかかりそうなので早速取り掛かり。
私はロードバイクとしては1台のみですので移植するパーツを現行機から外してしまうと乗れなくなる期間が発生してしまうので、組み始めたら一撃で乗れる状態に持ち込まなければなりません。
現行機からはサドル、シートポスト、ハンドル、ホイールを移植するため、この他のパーツを揃えていました。

■準備が足りていなかった
で、せっせと一撃で終わらせるべくむさ苦しく組んでいたのですが、年単位で準備期間があったにも関わらず、BBを購入していないことが発覚。続いてフロントディレイラーを取り付けようとしたところ、どうにも留まりそうな部分が見当たらず、これを留めるバンドが必要なことも判明。
こうなるとケチケチ揃えていた気持ちはどこへやらで、大至急入手するために手段を選んでいられません。速攻で近所の自転車屋へ直行し、ためらうことなく買おうとしますがバンドはゲットしたもののGXP規格のBBなど売っておりません。アマゾンへ直行し、瞬間でポチりますが、とりあえず当日中の手配は不能なので現行のクランクセットを移植することにしました。
さらばFocus ありがとうフォレヴァ〜!
で、わかるものから取り付けつつ、フロントディレイラーに差し掛かり、Qringsを取り付け。なんだけど、何度調整しても空転時にはビシッと決まったように思えるのですが、実際に走ってみるとアウターをチェーンが飛び越えてしまいどうにも調整できません。
いつの間にやらシフトケーブルが解け出し使用不能に
再度自転車屋に直行し、適当なケーブルをゲットし直帰。都会に住んでてよかったとこれほど思ったことはありません。
わかるものから組み付ける図
■とりあえず形にした
いつまでもフロントディレイラーに手こずっているのは勿体無いのでまずは自転車の形にするべく組み立てます。 
で、できたのがコレ。ディレイラー問題は解決せず、現行機に比べハンドル角度もしゃくっている割にSTIは下がりすぎています。さらに左ブレーキワイヤーはヘッドチューブを横切っていないため、ケーブルの逃げ場がなくハンドル操作が固いです。しかし、ガマンできずに走りに行きました。
走行中はブレーキがいつのまにかリムにあたり、図らずとも高負荷を加えてきます!
ガマンできずに走りに行った図
■再度の調整
色々な部分に調整がかなり必要なため、正直疲労でウンザリ気味なテンションをプロテインで持ち上げ、調整にかかります。一旦、意味不明なパーツだったので無視していたYEWシステム(というか棒)を取り付け、各所を調整、最後にディレイラー。
組み付け前にディレイラーの取り付け方法を読んで構造的に理解したつもりでしたが、どうしてもアウター外に落ちるのでしまいには常識がなんなのかわからなくなってしまい、手当たり次第にやった結果、以下写真ではディレイラーが思いっきり奥に引っ込んでいます。トチ狂った状態に陥っておりますが、乗れないストレスが溜まるものの、見ていて飽きません。本当にこれで酒が飲めます。楽しみだな〜。

お気に入りのチェーンリングだがうまくいかん


2017年5月6日土曜日

SRAM FORCE22に移行

■コンポ選び徒然
フォークが決まったことで、ジオメトリも佳境。半年間色々と考えてきたパーツ選びもいよいよ決断のタイミング。俺の中でもつれ込んでいたコンポーネントを思い切って変更することにしました。これまでアルテグラ6700を長年使用してきましたが、10Sであることや変速性能に不満はなく、ただ一つシフターの大きさと引きの重さに不満があり、常に使う部分であることからいつも頭の片隅に引っかかっていたシフト周り。
長年世話になりつつもなぜにそのSTI仕様にしたのか謎が深まるULTEGRA6700

普段なかなか変更しようと踏み切れなかったシフト周りなので、刷新のこのタイミングで小さなストレスを生み出し続けているシフターを小さいのに変更することにしました。

■ ULTEGRA6800 VS Sram force22
デュラエースや電動系などハイエンドコンポは置いておいて、俺が頑張れるラインはこの辺り。シフターの小ささは6700に比べると微差はあれど似たようなもの。
俺の中で性能×価格のバランスが良いULTEGRA6800
俺の中で未知のギミックを搭載したSRAM FORCE22


6700のSTIはシフターの大きさでトップチューブの長さが1cmくらい変わるんでないかっつうくらいハンドルからシフターまでの距離が長い。俺は手が小さくはないのでこの疑問を感じている人も少なくはないはず。
今回、SRAMにしたのはデザインがカッコ良かったから。終了。
だと元も子もないですが、強いてあげるなら、ダブルタップしてみたかった。終了。
正直、小ささをクリアしている点と11S化でギアの選択肢が増やせる点でアルテグラ6800でもFORCE22のどちらであっても俺の目的は達成しており、価格勝負で選べば僅かにアルテグラ6800なのですが、付随要素としてこれまでのギミックとは違う仕組みのものを体験したい好奇心で選びました。
また、チェーンリングを現在は46Tを使用し、25Tまでのスプロケットの中腹あたりを中心に使えるよう俺の脚力に合わせて軽く設定しているのですが、稀に軽さや重さが足りないことがあったりすることもあったかもしれず、これを機に50Tに挑戦してみようかと思っています。大変そうだ..!






2017年5月5日金曜日

フォーク選定

■金属フレームに合うフォークを探す
チタンフレームを製作していただいているので、俺としては初のバラ完をすることになり(流用できるパーツは現行機から移植しますが)、どんなフォークにするか考えていました。俺の考えるフレームのイメージではカーボンバイクのチタン版をイメージしていたため、太いダウンチューブにインテグラルヘッドチューブで決まり!とか思っていましたが、フォーク選びが難航したので、経緯をここに書いておきます。

■手頃なテーパードフォークが出回っていない件
3Tなどロゴがデーンと出ていないデザインで著名でないメーカーから外通を中心にパーツを入手しようと考えており、wiggleなど著名な通販以外にもせっせと調べ、当初は手頃なkinesisにしようと考えていました。形状はベンドなしのストレートフォークを希望していました。
kinesis aithein forks

なんだけどコレ、ずっと勘違いしていたこの約200ユーロなんですけど、小売販売価格と思いきやコレ多分卸値なんですよね。まあ小売なのかもしれんけど...とにかく問い合わせてみてもレスポンスはなく、買える気配がねえ。kinesisからリンクを貼ってある販売店の価格を見ると数10ユーロは少なくとも乗っているのでおそらく卸値ではないかと推測。
kinesis取り扱いのある外通で送料や課税を考えるとそれなりの値段になるので、そうするとコストパフォーマンスの良さが薄れ、それなりに別のフォークも候補に入ってくるのでkinesisはパスすることにしました。著名どころの外通で扱っているテーパードフォークだと一番買いやすいのが3T rigidaなどでおおよそ3万くらい。そりゃあるよ、お金出せばenveでもテーパードでもなんでもさ...

さておき、kinesisあたりがデザイン性とコストパフォーマンスの比率が俺の中で最強でしたので、これがムリとなるともうちょっと頑張るしかなく、この際、気になっていたColumbusにすることにしました。性能云々よりとにかくかっけえよ...かっけえ
Columbus Futura caliper


扱っている外通はこちらのmilky way shop しかもセール。
速攻でポチるものの、日本への選択ができず...
メールで問い合わせてみたところ販売はOK、送料も調べて見積もり送ったるわby milky way とのことでウキウキすること1週間。
送料95ユーロ以外の返事来ねえ。
しびれを切らして問い合わせてみると、メーカー在庫がないのでいつになるかわからない、このまま取引を続けるか決めてくれJAP(笑顔)みたいな受け身すぎる返答。
フォークが決まらないとジオメトリが確定できず、のんびり構えていすぎていたためこれ以上のんびり待っているひまがなく、そういうことは早く言ってくれ(笑顔)とのコメントバックし終了。
この辺りで、入手性の良い商品でないと時間がかかるとの結論にようやく達し、また、1-1/8も視野に入れかつ予算も引き上げて探すことにした。

■以前は諦めたWound up fork
1-1/8を視野に入れどころか、もはや1-1/8がいいと思うようになり、当初は重量があり、インテグラル仕様でないことから候補から外していたアメリカのWound upブームが俺の中でリバイバル。

フレームをオーダーする当初はフォークの重要性が薄く、テーパードでRake45でストレート形状であればなんでもいいくらいに思っていたのですが、Woundupは軽量化時代に逆行するような重量ながら、製造プロセスをきちんとやっていそうなモノづくり感がひしひしとあり、チタンならこれしかないくらいとばかりに、どたんばのタイミングでぶっささりました。発注に関しても、いくつかの仕様から選べます。

俺はRake45でcarbon steererは譲れなかったのでその仕様にしました。色はフレームがチタンなのでデフォルトのシルバー。アップチャージすればもっと色的なオプションは選べます。納期4週くらい。楽しみです。









2017年1月27日金曜日

フレーム買い替えまで⑤

■スペインのビルダー「cycro bicycles」
そうした微妙な状況のなか、あらたに
cyclo bicycles(http://www.cyclobicycles.com/cycloti/tieng.html) というスペインのチタンビルダーを見つけた。

 Cyclo bicyclesはこちらも比較的廉価にフレームを製作してくれる。仕様にもよるがケーブル外装のフレームで約1500ユーロだ。詳細の仕様を問い合わせてみると、チタンパイプはスウェーデン産を使用し、リトアニアの工房で溶接という。
ヘッドチューブ、BB、シートチューブがバテッド加工したチュービングで、トップチューブとダウンチューブはストレートゲージを使用しているとのことだった。重量はおおむね15001600g程度になるとのことだった。
リトアニアが一体どういう国なのかいまいちパッと浮かばないが、中華製造で無いことがものすごく新鮮。なんの確証もないが中華製造で無いという意味のない安心感がある。
毎度のことながらかなり乗り気になった俺は、ジオメトリを依頼した。
翌日にはジオメトリが送られてきた。なんて早いんだ。想像が膨らんだ。

■BIKE CAD
ジオメトリはこんなに速攻でできるのか、と感心しきりにブレーキをどうするかの決着がつかないまま発注できない日々が続く。ジオメトリ自体は少しだけ変更をしてもらいたいので送られてきたジオメトリからなんとなく想像して変更点をうまく伝えたい。
ジオメトリはどうもこのソフトを使用しているようだ。世の中なんでもあるのね。
やってみたい。

https://www.bikecad.ca




フレーム買い替えまで④

■フレームが先か、ブレーキが先か
チタンフレーム探しが急速に失速した俺。まさかブレーキにつまづく予定ではなかったので急遽そのあたりのディスク事情も加味してフレーム計画を立てなければいけなくなった。まず俺の腹を決めないことには進めない。
情報が少ない中での計画というのは非常に立てづらく、先行きも予算も水平線のごとく遠いことだけがはっきりとわかる。
もともとフレームだけの予定が、コンポだけでなくホイールまで買い換えを余儀なくされるというのはまるでだるま式の見本のようだ。
とりあえずはここで中座し、もう少しディスクのラインナップが整い、リムブレーキかどうするかの見通しが立った時点でフレームの仕様を決めるのがいいだろな。
さしあたり、一旦、ディスクに必要なコンポと手頃なホイールの予算を試算してみるともう一つ中堅完成車が買えるレベルに達しており完全にダブルスコア。
メーカーはこんな大きな転機を持つなら買い換えプロモーションとか称して、自社ユーザーを対象に割引だの下取りだで普及活動をやればいいのに。
そんなのはさておき、ほとんど荒川専門の俺がディスクに乗り換えた所で多くのメリットを感じられない。悪天候では走らないし、山だってたまに行く程度。しいてリムブレーキの不満点を挙げるならば、ULTEGRA6700のSTIが大きくレバーの引きが固いので手が疲れる、ということくらい。しかもこれはリムブレーキの責任ではなくSTIの責任なのでリムブレーキからするといちゃもんつけるのも大概にしてくれ、と思うに違いない。
なので必要性という点においてはなく、ディスクを候補にする理由としては汎用性のみに止まり非常に消極的選択かつメリットも感じにくい状況。俺の満足度との兼ね合いの中でどこに俺自身がウェイトをおいているかをはっきりと認識する必要がある。
とはいえ、規格的にリムブレーキの将来性がどーなのかってのは問題としてはあるので、もっとも潰しがきく仕様として理想なのは、2重規格のジオメトリだ。ディスクベースでスルーアクスル、32Cくらいまでのクリアランスで、ロードにもダートにも対応できる欲張りグラベル設計をベースとしつつ、リムブレーキとクイックリリース仕様をアダプタやキャリパー台座でカバーする2重設計にできたらいいんだけど、調べてみるとどーもエンド142mm幅12mmスルーアクスルからエンド130mm幅9mmクイックリリースに変換できるようなアダプタが出ていなさそう。アダプタを介して走るというのも軽快さの面でどーなんだと思う部分もあるけど、一過性と思えば悪くない。
これが実現できるのが135mmで、一瞬135mmに振られたけど、さすがにこれは過渡期のクリアランスだと思うので規格のカバー性を求めて135mmにするのはないな。
あまりの期待感から失敗を恐れすぎていて、その反動から欲張り仕様で潰しを効かすことを考えていたけど、本末転倒してる。

特徴を抑えた方向性にする方が、どこか楽しめる部分があるような気がするのでゴテゴテに回らず、シンプルに考えよう。考えすぎてよい結果になった試しがない。

2017年1月16日月曜日

フレーム買い換えまで③

■ロシアのフレームビルダー「TRITON」
廉価フレームを調べたはいいが、正直なところ不安がある
日本語でやり取りできる国内ビルダーでフレームをオーダーするのがいいのは間違いない。国内ビルダーでグイグイ刺激されたのはOGRAだ。チタン好きなら知っている人が多く、チタンビルダーのなかでも実績がある人のようでとりわけ溶接技術でずば抜けているようだ。オーダーで40万程。ぬう。または岩手のエンメアッカだ。あとはパナチタンといったところ。国内ビルダー含め、毎日毎日来る日もネット検索し、世界中のビルダーを探した。かなりの数のビルダーをみつけることができた。所在地は、もっとも多いのが、アメリカ、次いで、UK、台湾、中国、オーストラリアといったところ。アメリカはハンドメイドが盛んな国だけあってそこら中で作っている。価格はピンキリだが、USメイドで絞ると20万~が極わずかにあった。よさげな個人ビルダーに連絡をしてみたがまったく返信無し、WEB更新が2013年からとまっていることから、もしかしたら休眠状態で気が向いた時だけやるスタンスなのかもしれない。
そんな中、ロシアのビルダーであるTRITON(http://tritonbikes.com)を見つけた

シンセかよ!と思ったのは間違いないが、よくWEBを読み込んでみると、まじめに作ってそうな雰囲気。思い切ってメールしてみた。翌日にはレスをくれ、いろいろ詳細なことがわかってきた。パイプはトップチューブ、シートチューブダウンチューブは中華パイプをデフォルトで使用しており、アップチャージでデダチャイかコロンバスに変更ができるその差万円。それなりのパイプを使おうとするとやはり高くなる。中華チタンは大手のメーカーで使用しているものだという。ヘッドチューブとBBはロシア産で合わせて中華ロシアチタンといったところ。全体的にはバテッド加工はせず、ストレートゲージのみで作成するとのことだが、フレームの重量は1450g前後となかなか軽量(?)な仕上がりだ。オーダーするとなるといろいろとフレームの詳細部分がわからないところも多く、ヘッド規格なんかは乱立し過ぎていて最初さっぱりわからなかった。ロシアのビルダーは若者のようで、逆に俺よりちょうどいいの見繕ってくれそうだし、仕様のトレンドはお任せでもいいかと思った。ロシアのビルダーとは頻繁にやりとりし、ジオメトリ表や仕様一覧などを入手、いろいろと調べながら発注するつもりでジオメトリを考えたりしていた。

■急激に規格が変わりそうな雰囲気
このところ、ディスクロードがちょろちょろと出てきているのは知っていたが、規格がイマイチ定まっていなかったこともあり、まだまだ普及に時間がかかりそうだと思っていた矢先に、シマノが規格をリア142mm、径12MMのスルーアクスルに定め、本腰(デュラエース)を入れて攻勢をかけておる。影響力のあるコンポメーカーの動きだけあって今後の扇動力というか洗脳力はハンパないだろう。142mmディスクにすることでさらなる多段化のメリットとスルーアクスルによる剛性面のメリットを打ちだし、さもキャリパーは産廃であるとばかりの超マーケティングを仕掛けてくるはず。ただ実際のレースにおいて導入がこれからため、どのように舵取りをしていくかこれからのことであるものの、消費者目線からすると、現状ではトレンドが急変しそうな雰囲気がある。今後もしかするとキャリパーとディスクの供給量のバランスが一変してしまいそうな未来を考えると、普遍的なものを望む俺にとってはかなり悩ましい。現状、シマノはデュラエースをディスク規格とリム規格の2ラインで展開しており、今年にはアルテグラのモデルチェンジにあわせてシマノコンポ上位2シリーズはディスクが前面に出てきそうだ。いまこの瞬間(2017/01)ではデュラエースのみで他のシマノディスク規格はブランドを冠せず、品番のみの展開だ。
今後はレースチームから採用されなかったり業界関連団体などガチ自転車界の人たちから強烈な反発をされたりしてよっぽどディスクがコケない限りは、順当にいくとこの5年~10年くらいの間にディスクに置き換えが進むかもしれない。フレームメーカーも乗っかりだしており、2017年モデルのラインナップを見るとかなり増えてきた。特に直販戦法でシェアを伸ばしていそうなCANYONはすべてのモデルにディスクをラインナップし、フラッグシップだけにとどまらず裾野までがっちりカバーしようとかなりヤル気の様子。こうした大型の規格変更は絶好のセールスアップの機会なのでサプライヤーは絶対にコケたくないだろう。サプライヤーと競技者側の思惑が一致するとは限らないものの、わざわざこのチャンスを潰すような動きなどしないだろう。なので早々コケないのでは、と予想。
しかしそれはあくまでも予想の話であって、現時点では、ディスクロード対応のホイールは少なく、コンポーネントそのものもラインナップは限られていることから逆に選択肢が少なく、あくまでも現状はキャリパー主流。なのでこうした予想を元にシマノディスク規格でフレームを製作し、ユーザーの少なさゆえに割高なコンポーネントを使用するには少々気が早い状況にある
また、ディスクが浸透したとしても、リムブレーキ派として残る人が意外と多い可能性もある。俺はブレーキ性能云々は関係なく、主流規格を選びたいだけなので正直どっちでもいい。
それに、たとえばディスク優勢状態になり、置き換えが進みつつある過渡期の状況がおとずれたとして、産廃近しとなったホイールなどのリムブレーキ用パーツの値下がりを狙ってリムブレーキ車として満足する仕様のバイクを作ってもいい。この場合はパーツの供給レベルが下がるのは致し方ない。

サプライヤーは規格を変更し、パーツの互換性をなくす手法を用いてあの手この手で買い替え需要を喚起したいところなんだろうけど、ぽんぽんと買い換えられるものではない。荒川などを走っていると、100万はくだらなそうなバイクがごろごろしていて錯覚しそうな気分になるが、あれは、自分に投資できる人と、家族などがあったとしてもなお金があまる稼ぎが多い人だけなので間違っても錯覚してはならない。
しかし、このディスク云々の転換期は大きなものになりそうな気がする。なにせこれまで鉄板規格だったエンド幅がかわるなら確実に12S13Sと多段化するだろう。
一方でこうした先見性については、将来を見越していち早く取り入れるのがいいか判断が謎なところもある。なぜなら、必要に応じてパーツを変更しているうちにいつのまにかすべてが変わってしまったってパターンになりがちだから。


謎は深まるばかり。

フレーム買い換えまで②

■ブランドと傾向を知る
どのようなチタンフレームビルダーがいるのか、また、何がトレンドなのか傾向を知りたくBikewarを毎日熱心に検索したw
日本に入っていない知名度のないビルダーも多く、前回のエントリーに書いたように、俺の思っている「高級品としてのチタン」というイメージはいくらか薄れた。
https://roadcyclinguk.com/gear/seven-best-titanium-bikes-2016.html#WUAXVKZfIdRmZK0U.97
上記の記事にもあるように、高級品と廉価品が入り混じっており、予算に応じて選ぶことができることもわかった。

■狙うは激安メーカー品?それともOEMフレーム?
ちょろちょろネットなどで探しているとよくお目にかかるのがリンスキーだ。リンスキーはライトスピード絡みのメーカーでこのところ海外通販を中心にフレームの値下がり率がハンパなく、定価などあってないようなものじゃないかと思うほど4050%はあたりまえといわんほどの驚きの安さで販売されている。
セール状態にあるリンスキーの中堅グレードくらいのモデルで最安値で約1020万弱といったところなので、チタンフレームとしては格安の部類に入ってくる。俺も当然死ぬほど悩んだ。
http://www.chainreactioncycles.com/jp/ja/lynskey-sportive-disc-titanium-road-frame-2016/rp-prod144235



ほかにも選択肢はあった。中国、台湾製造のアジア系メーカーだ。台湾系メーカーではKINESISというメーカーがデザインのみヨーロッパで行い製造は台湾といういいとこどり方式を用いており、ヨーロッパのデザイン性を取り入れたアジアンチタンというなかなか面白いものでこれは気持ちがけっこう揺れた。欧米人のデザインセンスはなぜ優れているのだろうか。金額的にはKINESIS20万程度とまずまず。KINESISの存在を知り、欧米からのOEMチタンビルダーがけっこういることを知った。
ほかにもCOLINABIKE(http://colinabikes.com)がそれで、デザインや販売など、製造以外のプロセスはUKで行い、製作のみ台湾。写真はAbanicosというBB86のモデル。

カスタムジオメトリも積極的には受け付けず、ポイントを絞ったラインナップで20万をきるフレームを展開している。これは発注直前までいったが、自分に合ったジオメトリなどを調べているうちに、ジャストから若干外れたサイズ展開であり、また、BBがプレスフィットだったこともありなかなか踏ん切りがつかなかった。欧米人体型だと54サイズくらいが平均なんだろうけど、日本で54というと180近い身長の人が乗るようなサイズなので、176だと若干大きかった。このほかCARVER BIKES(http://carverbikes.com/frames/ti-all-road/)というUSメーカーもかなり悩んだ。
いずれもアジアOEMしているモデルについては20万をきる価格で販売しており、その気になればいけないこともない。しかし、そうしたメーカーにカスタムオーダーをすると通常のビルダーとさして変わらない金額になるため、どちらを選ぶか中途半端なところもある。



こうした廉価チタンフレームが安い理由は何か。俺が調べた中で共通していた特長は、中華パイプ(悪い意味ではない)を使用し、バテッド化などは行わず、平均を極めたジオメトリ設計で企画以外のすべてをコストの安い国(台湾、中国)へ外注するようなスタイルで、ブランドの看板をぶら下げているオーナーはほとんど代理店商売のような体制をとっていることがあった。もれなく保証もついている。マイナーメーカーによるこうした販売手法は、不具合品をひいた場合はメーカーの人の良心だのみであり、ユーザーの少なさからレビューや反響による購入判断ができず、どうしても品質面に不安が残るw

フレーム買い換えまで①

■新フレームを真剣に考える
このところ新しいフレームが欲しく、いろいろと物色しているが、高額なものが多く、なかなか買い替えまでにいたっていません。
今は2009年モデルのFOCUS CAYOに乗っており、フレームサイズが500で身長176では少し小さい。またこのくらいの時期のレーシングモデルはヘッドチューブが短いものが多く、CAYOももれなく短い(110)。
CAYOを買った当時は、クロスバイクからの乗り換えでロードのことをよくわかっておらず、サイズ測定をした結果に基づき2010年モデルの540?(530?)2009年の500のフレームから選んだような気がする。500を選んだのは単にカラーリングが好みだったこともあるが、当時の俺には540は大きく感じ、小さめの方が間違いにくいと思ったから。そこからしばらく乗ってみて、適当に乗っていたものだから5年もたってようやく最近になってポジションが決まってきた感じではあるが、そもそものフレームの小ささと、前傾姿勢のキツさが根本的な部分にあり、次期フレームの方向性が固まれば乗り換えたい。

これまでもこうした問題を解決しようとステムを逆さにつけてみたりしたものだが、一時的に気に入ったものの、ビジュアル的に気に入らなくなりやめてしまった。また、別案としては、フォークを変えてコラムを長めに取っておく作戦がある。コラムスペーサーをあと2CMほど足せば、それなりに前傾姿勢は解決できそうだが、実行に移していない。本当にその気になれば台湾製の安いカーボンフォークを2万程度で準備できるだろうが、激しく今更感があり躊躇してる。3Tなどそれなりにデザインのよいものは3万程度~と、ちょっと試してみるにはハードルが高い。

■普遍的なものに乗りたい
できることならなるべく普遍的なものに乗りたいと思うようになった。CAYOに手を加えるならば、つぎのフレームの足しにして脱カーボンをはかりたい。いまやカーボンフレームは主流であり、荒川を走るサイクリストたちをみてもほとんどカーボン。

販売価格も手ごろになり猫も杓子もカーボン。もはや時代はカーボン覇権だ。
カーボンフレームはその成型自由度の高さから、デザインのはやり廃りが非常に早いと思う。俺はせっかくの高い買い物なので、流行やテクノロジーに左右されずマイペースに乗りたいという考えになり、そうした流行に左右される状況からいち早く脱したい。おれがCAYOを買った当時はパイプ形状は丸型が主流だったが、最近(2017年現在)のフレームは角ばったパイプやブレード型が多く、ちょっとエアロ効果も高そうなものにシフトしつつある。シートクランプもフレームに埋め込まれるような形状が増え、ジオメトリ自体のトレンドがどんどんと、しかも大きく変わっている。

そうしたトレンドを払拭するために次フレームを買うとしたら、ここはどーんと脱カーボンでオーダーフレームだ。

■金属フレームへスイッチ
星の数ほどフレームメーカーがあり、フレーム売りで自分の理想に近いようなものもいっぱいあるが、オーダーフレームの場合は完璧に自分の好みにできる。素材はチタンがいい。チタンは溶接が難しいらしく、パイプとパイプ間の溶接部分が割れるという事例があったりもするが、趣味の自転車として非常に魅力のある素材だと感じる。なぜだか説明できないw
チタンフレームは生涯乗り続けられます的なセールストークをよく目にするが、上記のように破断の記事なんかごろごろしているので、この辺は話半分でいいや。生涯乗り続けられるからといっても本人の好みももしかすると変わるだろうし、そもそも各パーツも規格が変わったりするので本当に生涯乗り続けるとするとそれなりの労力と根性が必要だ。

■どのビルダーを選ぶか?

チタンフレームといえば、一部のビルダーのみが扱っていて価格は非常に高価なイメージがあり、とてもホビーサイクリストの買えるような代物でないと思っていたが、調べていくうちに買いやすいチタンフレームを扱っているところもちらほら見つかる。ライトスピードといった大手ビルダーや、パッソーニやNEVIといったイタリアの高級フレームビルダーのものがビシビシとアピってくるが、有名メーカーものは低めに見ても30万以上がデフォルトなので、値段をためらうことなく一撃で衝動買いでもしない限り、おいそれと踏み切れない。たとえ踏み切ったところで、フレームのみが部屋に数年間鎮座していたなどということにもなりかねない。
自転車の金銭感覚はけっこう狂ってきているのでフレームだけでなく家庭にヒビが入らない程度に抑えておくのが懸命だ。
そうした中で選ぶとするなら、重要視するべきポイントは質実剛健タイプのビルダーだ。


俺は毎日このWEBを隅々まで見尽くした。