2019年7月7日日曜日

2代目中華イヤフォンの感想

■2代目中華イヤフォン 
前回購入していた中華イヤフォン「タロメ」ですが、1年半使用しましたが、不調をきたすようになりお役御免、あらたに新中華イヤフォン「LINNER」を購入しました。
今回は、完全ワイヤレスではなく、首掛けタイプのもの。完全ワイヤレスは重さで落ちそうになるなど装着感が気になることもあって首掛けタイプに。さらに遮音性を求めてノイズキャンセリングタイプにしてみました。


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■ローラーとランに適したイヤフォンの仕様について 
使用用途はローラー&ランです。前回の教訓を生かし、今回必要なスペックとしては、

①ある程度の防水性
②途切れにくさ
③ペアリングの手軽さ
④装着感

かな。音質は良いに越したことないですが、あくまでスポーツ用としてなのでひどすぎなければ問題なし。そもそも圧縮しまくったBluetooth音質なのでここにこだわりを見出しても仕方ないかな~。利便性をできるだけ高めたいところですね。

■使用感について

 目玉機能のノイズキャンセリングですが、しっかりと低減してくれます。完全無音になるタイプではなく低減させるタイプのもので、雑踏音とか駅構内のブーンっていう低周波の音とか、連続音に効果を発揮しました。高周波はあまりカットできませんでした。ノイズキャンセリングを名乗るだけあってある程度効果を期待できます。体感としては騒音2~3割カットという感じです。

このほか、上記のスペックに対しての感想は、

①はIPX4以上としました。タロメが4くらいだったので適当に4あれば大丈夫と思っていましたが、これはちょっと甘かったですね~。防水保護等級のIPXをよくよく読んでみると、IPX4は「あらゆる方向からの飛沫を受けても有害な影響がない」とあります。なので想定されるシーンとしては小雨とかで、大量に発汗するスポーツ用途としてはちょっと心許ないですよね。IPX5「あらゆる方向からのノズルによる噴流水を受けても有害な影響がない」以上は必要かと。噴流水防いでくれるなら大丈夫。
今回は首掛けタイプならではの問題として汗がケーブルを伝ってしまいコントローラーへ浸水していそうという問題が発生してしまいました。

②③は最近のものだけあってまったく問題なし。快適。
④はイヤフォンの重さによる装着感の悪さは改善されたものの、形状が、A・イヤフォン→B・ケーブル→C・コントロール機器→D・ネックバンド
の4部構成となっており(写真でわかってくれ!)、私にはBとDが思ったよりも長く、走るとCが揺れ鎖骨をコツコツと刺激され気になって仕方ありません。コレマジで経験すればわかるのですが、走っていられないほどのストレスです。とりあえずクリップで止めました。ちょっとランには向かないかな~(クリップすれば走れる)。

 
■音質 
イヤフォンなので音質にも触れておきます。測定して聴いていないので主観的な感想です。スポーツ時はSoundcloudでテクノとかのMIXを聴くことが多いです。
音質はわりかしクリアですが、私には耐えがたいほどのドンシャリ。手軽に聴くことをモットーにしているのにも関わらず、秒速でEQを入れました。EQで60HZ以下を切ると普通のドンシャリに治りました。ドンシャリなほど評価されるの?と不思議になるほどの低音占有率。
ディスっているようになってしまいましたが、私はテクノ等エレクトロニック音楽が好きなだけあり、基本的にドンシャリ好きで、ベースを強調したベースミュージックも好きなので、極端な音域バランスな音楽でも問題なく楽しめますが、この極端なチューニングは驚きましたね~。

■トラブル 

④に難ありでしたが、クリップすると走れるので工夫しながら何度か使用しているうち、どうも誤作動やコントロールが効かなくなることが多発。Cへ汗が流れて浸水しているようす。Cは肌へ接する部分にON/OFFスイッチがあり、ここに汗が入っていると思われました。
ですが、乾くと正常に動作するのでだましだまし使っていましたが、ある日、いつも通りコントロール不能へ陥ったのち、音の再生が停止、その後大音量でブチブチノイズが発生する事態へ発展しあやうく鼓膜を痛めるところでした。LINNERへ返送します。

■まとめ 

大汗をかくスポーツ用途としては完全に不向きでしたね~。スポーツにさえ使用しなければ問題が起こらなかったと思います。高価なものが多くスポーツ用途のものが少ないノイズキャンセリングイヤフォンの中で、1万円以内でコスパがよいものを探していたので(使い捨ててしまうため)、うっかりキャッチコピーを信じてしまいましたね~。玉石混交の中華イヤフォン。奥が深いですね~。