2018年2月19日月曜日

DT SWISS/PR1400 DICUT OXICの感想

■DT SWISS/PR1400 DICUT OXIC
平地と山を走ってきたのでインプレッション的なことをやろうかと思いましたが、たいした知識も経験もない私の感想などダラダラ書いてもしょうもないと思われますが3言わせてください・・・!

■①黒リムが常軌を逸してカッコいい
正直なところ、ほとんどこのためだったと言ってしまいそうですが、真っ黒ホイールは、配色のバランスが整うため全体的に締まって見えます。リムのデザインもステッカーでなく印刷されており、耐久性があります。デザインの良し悪しは個人差があるものの、自転車界も例に漏れず基本的に金額に応じてカッコよくなるという全世界共通のデザイン階級システムが適用されているのでお金がある人はもっとかっこいいホイールを手にすることができます。
私はデザイン面に関する物欲はこれにてすべてなくなりました。大変満足しています。不思議なもので、今度は逆に銀リムも渋くていいと思うので欲望とは恐ろしいといわざるをえません。

■②剛性感
などというのはおこがましいですが、当初はなんとなくしか違いがわからなかった2011キシエリと比べ、おケツにやさしい仕様となっている気がします。縦の剛性が少ないわけではありませんが、キシエリのように直立不動な硬さはなく、尻を破壊しない適度な硬さです。チタンフレーム+キシエリ+ASPITE(クリンチャータイヤ)の組み合わせで乗り心地がだいぶ改善したと思いましたが、さらによくなりました。それでもキシエリより進みにくいということはありません。剛性面で比較すると一見たいした特徴がなく感じるのですが、キシエリ比で劣っているようなところが見られず、ソツなくこなしているのかもしれません。私は剛性面の違いが大してわかりませんが剛性って言いたかっただけかもしれません(体重60kg)。

■③ハブの回転性
専門的なことは説明できませんが、大きな特徴としてとりあえずいえることはスターラチェットであることです。耐久性に富み、メンテナンスも簡単で、これら3点がDTのハブの特徴のようです。マニアックなのが、ラチェットの歯数が3段階から選べる仕様となっており、OXICデフォルトで2段階目の36Tとなっています。ラインナップは18T36T54T3種。別売りのラチェット歯を買うことで歯数を変えることができます。
この歯数が多いと、漕ぎ出しにクランクが空転する間隔が短くなるため、いわゆるかかりのいい状態になります。その分、歯数分の抵抗も生まれるため、フリー回転力は下がるというトレードオフが発生します。なのでペダリングをやめるとスピードが落ちやすくなっているような気がしますが、問題はまったくありません。
■ブレーキシューはSWISS STOP BXP
専用のブレーキシュー使用が推奨されており、SWISS STOP BXPを使用します。

■まとめ
全体としては、キシエリより倍額近いホイールですが、体感レベルでキシエリを下回るようなことはなく、体感の変化は前述したとおりにあります。しかしスペック上の優劣差を体感することは微々たる変化なので感じにくいと思います(ワイドリムとかぜんぜんわからん)。
やはり大きく変わっているのがデザイン面とアルミ強度の高まったリムで、銀リムホイールより少しリムにヒネリを利かせたので高くなりました。といった方が妥当なのかもしれません。

2018年2月17日土曜日

冬の都民の森!

■冬のまっただ中都民の森へ
突然湧き上がる欲求というのは恐ろしいもので、突然都民の森へ行きたくなりました。通例ですと、前日に固く決意したはずが、当日の布団の中で思い出せなくなり、昼頃までウダウダと悩んだ挙句走りにいかないのが鉄板なのですが、2月中旬でまだまだ勢いのある寒さの中、都民の森へ向かいました。

■高田馬場〜拝島ルートが超便利
面倒な都内から目的地まで自走して行くよりは、さっさと輪行してサクッと目的地付近につくほうが私は好きです。で教えてもらった高田馬場〜拝島ルートが非常に時間的距離的な効率がよく、近場ですぐに大自然が実現できます。しかし都内とはいえ奥多摩ともなるとそれなりに遠く、最短で見積もっても、高田馬場から6時間は必要で、輪行往復2時間、拝島〜都民の森間往復2時間、都民の森往復2時間となります。これは待ち時間や休憩などを加味してなく、都民の森を1時間以内に登るという条件もあり、当然このような計画どおりにいくはずもなく6時間に調整時間1時間を加えて計7時間(約80km)コースということになります。なので近場といえど半日がかりになり、私にとってはスペシャルな1日ということになります。

■下がる気温
拝島から五日市あたりにくると気温が下がり始めます。行きは登り基調なので体が暖まっているため気になりません。冬のサイクリングのメリットとしては水分補給量が少なくなるので水ボトルを減らすことができ、ツール缶を余計に持っていけるのはいいですね!
檜原村あたりになるとまだ積雪があり、道路脇にもこれ以上汚くなりようのない雪が溜まっています。お世辞にも暖かいとはいえませんが、冬の山々は一層空気が澄んでおりスガスガしい気分になります。まだ都民の森ふもとにして目的を果たしたような気になります。


■そうこうしているうちに都民の森スタート
年中都民の森へ行ければ話は別なのですが、私のように年に数回いける程度だと、TTするのか楽しみながら登るのか両方をとることができず、複数回訪れるような場所はたいがい前回より速く走れるかになってしまいます。これSTRAVA症と言っても差し支えありません。とか頭の中でグルグルしているうちにT字のスタート地点です。衝き動かされるようにあからさまにペースが上がりますが、こんなペースが続いたことはなく、後でツラい思いをするのは明白なのに、過去のツラい記憶が薄れているため、また同じことを繰り返しています。

■上川乗まで約8.3km平均勾配1.7%
スタート地点からざっくり中間地点の上川乗までの区間はアップダウンが続き、速度が維持しやすく時間が稼げるため、中後半の本格ヒルクラまでいかに貯金するかにかかってます。・・・とか思っているのですが、アップダウンを利用し、次のダウンまで速度をつなげようとアップ中に失速するのをガマンして踏ん張るのが非常にツラい。心臓ばっくばく。ヘッドチューブからカリカリ・・・ココ・・・と消えないクリーク音。

■上川乗〜旧料金所約8.5km平均勾配3.7%
上川乗までの緩めの登りから一転し急な登りが増えます。
途端に脳内は邪念でいっぱいです。しばらく邪念が続きます。以下邪念です。
思ってたんよりだいぶツラい。たまに工事しているがこれはイイ言い訳材料ができたな。日陰はところどころ凍結していて危ないな。結構路面がウェットなので洗車するんじゃなかったな。スラムの空打ちを試すときがついにきたな・・・などしょうもないことを頭の中でブツブツ言いながら終わりをひたすら待ちます。
ファイナルロー直前でギリギリやりくりしている状態で極力無駄な力を使わないようヒタヒタと登ります。

■旧料金所〜終点約3km平均勾配7%くらい?
サイコン読みで勾配9%とかが常に出てる気がします。しかしサイコンどころではないので幻かもしれません。勾配もさることながら、しんどいのは九十九折が続き、ゴールの期待感を煽りながら曲がるたびにただの坂道を見せてくるためだいぶメンタルに効きます。
ゴールまであと少しなはずなのに期待値よりは遠く、とっくにファイナルローに入っているのにさらにギアを軽くしようと空打ちをバンバンやってます。このあたりで自己記録を塗り替えることはできないことを悟ります。悲しい。
ゴール前

■そしてたれもいない
当然ながらゴール地点にほとんど人がいません。
でも夏とは違うゴールを見れたのはよかった気がします。スガスガしいよホント。
ゴール内にある茶屋も冬景色



■冷えないうちに下り
あまりゆっくりしていられません。動きを止めると速攻で冷えてきます。速乾性のインナーを着ていますが、大量の汗を速乾しきれず体が濡れています。ユニクロのウルトラライトダウンをツール缶から引っ張り出し着込んで早速下り開始。
下山中盤あたりで強烈な冷えに耐えられず日向ぼっこしますが暖まるほどではなく、朦朧と下り続けます。この日、一番消耗したのは下りだったかもしれません。
どこかコンビニでも入りたい一心で下り続け、イートインのあるコンビニを発見、差し込む日差しとカップ麺とコーヒーでようやく体温が戻りましたが、結局復路は最後までダウンを脱ぐことがありませんでした。今回の件で、一度体が芯まで冷えるとかなり消耗度が激しくなり回復もしないということがわかりました。
山はもうちょっと暖かくなってから!



2018年2月15日木曜日

結果:ローラー台で私は速くなったのか

■ローラー台の効果は出ているか
しこしこ乗り続けること1100kmよく続いたな~。さて私は以前より速く走ることができるようになったのでしょうか。800km時点で一度中間レビューをしましたが、そのときは計測機器のバラつきなどがあり、なにも中身のない記事になりましたが、今回はある程度計測回数もたまってきたのでその真偽やいかに。
ホントよくお世話になってるよサイクロトロンフルード
■ローラー的スコアでは堅調な伸びを見せる!
同じ条件で何度も計測を重ねてきた結果・・・
2017年4月末5回平均    20.1km/59min
2017年7月末5回平均    20.1km/55min
2018年1月末5回平均    20.1km/52min
結果、7minの短縮ができるようになりました。どの時期の5回平均をとるかで多少伸長率は変化しますが、いずれにせよ上昇基調であるのは間違いないと思うのでこれは成長していると言えるでしょう。ウッヒョ〜!
走った後のジャンクフードがたまらなくうまい

■では実走では成長しているのか?
ここが一番気になるところです。固定ローラーは、路面状況などから体のいろんな筋肉を総動員して走る実走と比べると似て非なるところがあります。・・・よくは知らんけど。適当に乗っているのでもしかすると期待よりも実際の実力アップには結びついていない可能性があります。マジおっかねえ〜。
そこで、2016〜2017年によく走っていたSTRAVAセグメントである荒川サイクリングロードの「扇大橋〜新砂リバーステーション往復」セグメント(35km)を久しぶりに走ってみました。
扇大橋〜新砂リバーステーション往復セグメント周辺風景
ここはほぼ平坦で往復35.3km。全力で走ると1時間ちょっととタイム計測するに長すぎず短すぎずちょうど良く(注:個人的な感覚です)、ところどころ起伏があり、また風の影響も大きく受けるので、いろんな外的要素が盛り込まれた走り応えのある区間です(注:個人的な感想です)風の影響により当然タイムが前後しますが(注:個人的な現象です)何度も計測しているとなんとなく自身のタイム平均値が見えてきます。私は2017年に記録した66minが最速でここから伸び悩むとともに繰り返し走ることに飽きてしまいしばらく計測をストップしていました。
で、今回改めて2回計測してみました。すると・・・
1回目:65min
2回目:64min
いずれも過去の私を上回っております。1回目は「なんだ1分かプロテインが足りてないのかな」とがっかりしたものですが、2回目は1回目に比べ体力配分ができ、こなれた走行がなされたような気がしますが、これも単に神風が吹いていただけかもしれません。

時折向かい風で心折れる
とはいえ、2017年の私にも神風は吹いていたでしょうから、もろもろの気象条件を加味した中での66minであり、当時の私は神風を使ったにせよ64minを出したことはなかったことを考えると、ローラー活動は実走面にも効果があったと結論できそうです。
ちなみにこのセグメントは速い人で53minとか冗談みたいな速さで走っています。
なので私の成長などクソみたいなものである自覚はありますが、こうした結果がついてくるのはうれしいものですね~。

スピードプレイのグリスアップ

スピードプレイをグリスアップ
買ってから一度もメンテナンスををしていないスピードプレイのグリスアップを行いました。56年は経過しているものと思われます。
回転が渋いだとか特に使用上の問題は感じないのですが、ヘッドパーツのグリスアップを行うつもりでミニグリスガンを入手したことと、このパーツだけまったくノーケアというのもかわいそうなのでグリスを注入することに。
ペダルの一番外側にあるグリスポートと呼ばれる部分のねじをはずし、はずしたねじ穴にグリスガンを差しこみグリスを発射するのみでグリスアップは終了します。超簡単。
使用後のグリスがスピンドル側からドロリと出てきます。まさに真っ黒。
スピンドル側に出たグリス。相当な汚さです。

■グリスポートのフタを紛失するとグリスアップ不可
不覚にもペダルをぶつけるなどした際にこのグリスポートを紛失したようで、グリスポートをなくしてからしばらく経っているため、グリスポートの受けが変形しフタができません。この密閉ができないと古いグリスをトコロテンの要領で押し出すことが出来ず、奮闘むなしく片側のみのグリスアップとなりました。グリスポートのスモールパーツを入手するかしないとな~。
このペダルのグリスアップですが、グリスは真っ黒になっているものの量自体はたっぷりと入っていたので、メンテナンス必要なんですかね?ま、やっとくにこしたことはないのでしょうけど。

クリートは大丈夫なの?
私はロードバイクを趣味にしているものの、ロングライドが苦手なのと、7年間の間に休眠期間が2年強あったりで、しっかりと走るようになったのはここ3年。なので年数のわりに走行距離が少なく、その走行距離も経験年数の半分はサイコンを未使用であるためかなり適当です。サイコンを導入する以前の走行を加味してもおそらく800010000km程度と思われます(7000kmは記録あり)。
また、非力でもあるので各パーツにかかる負荷が少ないのでしょうか。タイヤ以外の消耗品で買い替えを検討したパーツはチェーンリングのみです。平坦ばかりでしたのでブレーキシューすら交換が必要になったことがありません。
こうした物持ちが良い傾向はクリートも同様で、年季の入った使用感はあるものの、スピードプレイのクリートによく言われるCリングの破損は起きていません。
さすがに最近では、よくはずす左足の脱着が少しゆるくなっており、もしかするとぼちぼち折れたりするかもしれませんがかなりもっていると思われます。よってクリートの寿命は負荷の軽い人が使用すると8000km以上はもつことになります。ただ、ペダリングのクセによっては負荷のかかる漕ぎ方をする人はいると思うので個人差の大きいパーツなのでしょう。
散々前置きしたものの、本題のメンテナンスですが、クリートは見た感じでは至って普通。可動部のネジ等に適当に注油をして終了。あんまりやることなかったです。なにぶん不勉強で行き当たりばったりなのでメンテナンス項目があったらぜひ教えていただきたいです。
また、クリートのネジを見て思ったのですが、標準はプラスドライバーで4点留めしているのですが、六角ネジに変更すると使い勝手良さそうですね。

2018年2月14日水曜日

ヘッドチューブの異音が精神を蝕む件②

■異音はしなかったのかも
と淡い期待を抱き、私の精神的なものだったのかも、やはりこないだの異音は幻であったのではないかと本日改めて同じコースを走ってみましたが、カリカリィ〜!コココォ・・・とダンシングのたびに執拗に精神を圧迫してくるので、本当に異音がしていると改めて認識いたしました。

■ヘッドパーツのグリスアップ
なのでヘッドパーツをのグリスアップを試みようと、再びフォークを外しマジマジとヘッドチューブの中を見てみた。ら、すごくきれい。砂でも噛んでいるのかと触ってみるもグリスがねっとりとしているが砂っぽい感じは全くない。せっかくなので内部のグリスを洗浄し、新しいグリスも塗っておきました。
で、諸悪の根源と思われる肝心のヘッドパーツはというと、シール的なものに全く汚れがなく、非常にクリーンかつグロッシーでございます。グリスに濁りのない状態であり、安定運用そのものといった感じ。もともとは異音がしていなかった訳で、ここが急に原因になったとは思えないな〜。とりあえず一旦とってしまったグリス分を改めて塗り、ベアリングのところまで確認をしていないのでもしかすると万が一の可能性は残してしまいましたが、別のところに原因があるかと考えました。
文章とあっていません。作業イメージです。
文章とあっていません。作業イメージです。
文章とあっていません。作業イメージです。
となるとヘッドチューブとヘッドパーツの接続部分でマジマジとみると接続部分はしっかりとハマっています。細かいワッシャーなどの変形かもしれないと見てみるけど一見なんともなさそう。一応洗浄しグリスアップしたところで、フォークを洗浄し、こちらも砂などを噛まないよう改めて金属部にグリスぬりぬり。
カーボンコラムにもガリなどがないか確認後改めてヘッドキャップを締めてみると、余分な隙間がキッチリと埋まり、しっかりとした精度が出ていそうにみえます。

■ステムを適正トルクで締めてみる
あと怪しいのはフォークコラムとステムの接続部分です。これまではヤマカンレンチで適当に締めていましたが、これをトルクレンチを使用し指定トルクの5.5にゅーとんで締めてみます(トルクの目盛が雑なのでなんとなく5.5)。こ・れ・で・どお〜だあ〜。
なんですけど、これ多分まだ鳴るな。全く別のところなのかもしれません。

■いま気づいた!!!
ハッ!いま非常に怪しいパーツに気づきました!コラムスペーサーを何枚か使用しているので、コラムスペーサー同士の擦り合う音がしているのかも!これは怪しい怪しいぞお〜。週末はまたチェックですね。



2018年2月13日火曜日

ヘッドチューブの異音が精神を蝕む件①

■まだ新車の部類のはずが脳裏に焼きつく異音を発している
しばらくローラー三昧でしたが、寒さ対策がひと段落したせいか、急激に外で走るようになり、この異音の症状に気づきました。
ダンシングでハンドルあたりに負荷をかけると、ココココ・・・カリ・・ギッギッと強風に吹かれているにも関わらず通りの良い音で私の耳を刺激してきます。
夏の夜に耳にまとわりついてくる蚊の羽音の様な耳障りな周波数で、脳の奥まで届いてきます。コレは存在感のある音としてはなかなか優秀なのでは、などとその個性的な音質に感心します。

■原因特定
それにしてもなんて不快な音なんだ・・精神をじわじわと蝕む音で非常に衛生上よろしくありません。コレは早急に原因を特定する必要があります。
ダンシングした時に鳴るので、原因を探るにはやはりダンシングということで勢いよくダンシングしながら耳をハンドル周辺に傾けどこから鳴っているのか聞き取ろうとしますが、これだけ存在感のある音のくせに発生源はうっすらしていてなかなかはっきり分かりません。このやろう。
ガーミンをさも受話器のごとく耳を傾け、屈折した謎の体勢で坂道を登っており、変なおじさんと言われると返す言葉もありませんが、私はそれどころではありません。
ステム周辺から鳴っているような気もしますし、ヘッドパーツの接続部あたりから鳴っているような気もします。
数キロに渡り謎の特定作業をしましたが、いまいちはっきりと分かりません。ハンドルを引っ張り上げたり押し下げたり、前後に捻る方向に一定以上の力がかからないと鳴らないので停車時に再現することができずどんどん体が冷えてきます。

■とりあえずフォーク外してみる
走行時以外にいまいち再現ができないのでとりあえずフォークを外してみました。うんやぱりなんともない。ステムをフォークに再度つけ直してみる。油っぽかたので拭いてつけ直し。そして実走するも再びコリコリ・・・カリリ・・・全然症状に変化がありません。

■ヘッドパーツもしくはハンドルとステムの接触
残された点検ポイントはヘッドパーツとハンドルとステムの接続部分のみ。
ヘッドパーツを外すならグリスアップもしてみようと思いとりあえずエーゼットで小さいグリスガンを発注した。これで治らなかったらもういい。諦める。続く!

2018年2月5日月曜日

DTSWISS RWSスキュワーがめっちゃ便利な件

■便利なクイックリリース
私が知らなかっただけですが、クイックリリースにもいろいろな種類あると。コレまで2011キシエリを使用していましたが、MAVICはカム式構造とやらでちゃんとした同社のテクノロジーとして売っている・・・そんなことは全く知らずに「MAVICはすぐ締まるな!固いな!」くらいの無知っぷりだったことにDTSWISSのRWSスキュワーに変更してから気づきました。
クイックリリースにも種類があると気づかせてくれた
MAVICからDTswiss Oxic Dicutにホイールを変更したのでクイックリリースが付属でついてきたためこうした無知が発覚しました。
そして当然コレにも相応のテクノロジーがあり、これまでクイックリリースなど超絶地味なパーツでどうでもいいわとか思っていたのが目からウロコです。本当にロードバイクというかスポーツバイクの世界は大小パーツ全てに抜かりなく沼が拡がっています
本来、大物であるホイールを変更したのでソレの記事でもまっさきに書くべきなのですが、現状大した変化に気づいていないので、また気づいた頃に書きたいと思います。

■通常のクイックリリースとの違いについて
定番のクイックリリースと言えば、ホイールを固定する際にレバーを倒して固定するタイプですが、RWSは倒しません。というかレバーが倒れる構造になっていません。グルグルとレバー部分を回して締め付けるだけでクイックリリースが締まります。これが超便利で、定番タイプの場合、レバーをグルグル回して(文章を書く便宜上、レバーをグルグル回す前提にします)締まってきたらレバーを倒してより強固に固定するわけですが、レバーを倒すときの強さが定まらなかったりで、力加減を微調整しながらレバーを倒しています。それもこれも「レバーを倒した時に手のひらに痕がつくくらい」とかの適度な締め加減が必要なため、グルグル回しながらいい塩梅の締め加減を探さなきゃならんからです。

■効率的な運用フロー

定番クイックの場合、

⒈レバーをグルグル回してある程度締める
⒉レバーを倒す位置を定める
⒊レバーを倒してがっつり締める

3段階のステップを踏んでいるのに対し、RWSの場合、

⒈レバーをグルグル回して最後までがっつり締める

締まった



⒉レバーだけ定位置に戻す
締め具合に影響せずにレバーだけ引っ張り上げられる

レバーを置く位置を決める
決まったので手を離したら終了

と2段階で終了できます。
プロセスが減るだけでなく、ここからが本領発揮の便利ポイントです。
通常クイックの場合、1〜3全てにやり直しが発生する場合があり、どのステップでもいい塩梅を見つけなければなりませんが、RWSの場合は基本的に締め続けるだけで作業が完了します。2つ目のステップに関しても、レバー位置を所定に置くってだけなので締め付けて固定するというメインのタスクはすでに終了しています。微調整が発生するのは、締めすぎたもしくは締めが甘かった場合のみです。その微調整も緩めるか締めるかのどちらかのみですので、定番クイックリリースのようにステップ間の連携が不要で、作業が非常に単純なのが特徴です。これはダメ人間になるわ〜。なお、リリースそのものの固定力も通常のリリースの1.5倍とのこと。至れり尽くせりです。コレ中腰作業時間が大幅に減るので本当にオススメざます。