2018年12月16日日曜日

2018年まとめ

■今年ギリギリ7000kmでフィニッシュ?
年初くらいからちんたら走り始め、今年は7000kmに届くかどうか年内の残日数を鑑みるとギリギリのところです。6900kmはたぶんいけるな。
本年はなんだかんだと過去最高の走行距離に!毎年冬は寒くてたいして走らないのですが、今年はローラーがあったことで1週間に一度は必ず乗っていて放置時期はゼロ。また、ホイールを新調したことでヤル気がでていたと思われます。体力的にもかつてないほどに自転車筋や持久力が発達し、走力も過去最高に達しています。
これまでは100km走ることが辛くて仕方なかったのですが、せっせと走った結果、100kmを4時間以内に帰って来れる程度に走れるようになり、疲れ具合もそこそこのレベルに収まるようになったのがすげーと思いました。よくやった。


■機材的にはどうや
年初のホイールですべて完了し、その後主だったカスタム等は行いませんでした。年の半ばにタイヤをチューブレスへ変更したくらい。ポジション的には1.5cmほどサドルを高くし、サイスポかなにかの影響で前乗りにサドルをガチ出し。これがいいのか悪いのかわかりませんがとりあえずはロングライドでも疲れが少なくポジション的に最良の状態をキープできている気がします。
ただ、完成してしまうとヒマになるのも真理なので、ムダにサドルかシートポストでも替えるか、もしくは中華カーボンディープホイールにでも手を出してみるかしようと思っています。ETAPもありだな。



■来年はどうなんや
夏の終わりに娘が生まれたことにより自転車量が激減。唯一自分の時間であった超早朝も現時点では寒いこともあいまって夜中の3時に走る気にならず。。。ローラーを買い換えてzwifterとしてシコシコ乗るかくらいしか思いつかんのう。。見えん、先がみえんぞ~

2018年11月17日土曜日

ますます走行距離ダウン

■輪をかけてダウン中
11月中旬120km!もうこれはやむを得ない。しかし気になるのは細々とこれまで育ててきた筋肉です。私の筋肉などたいしたパフォーマンスはないですが、都民の森を一時間切りするまでは維持したい!できるのか....!

■そうなると不要になってくるもの
これまでのようにお気に入りのロードバイクで100km走るだの難しくなってきた状況を前にすると、シコシコ貯金して買い集めたパーツなどが不要に思えてきます。ローラーの場合、廉価ロードバイクで十分(フレームへ与える負荷の影響から)なので、急激に自転車への興味が....。コレはやばい。

■運動は続けたい
あまり考えないようにしていたのですが、ランのほうがたぶん短時間で疲れられます。ただ私は遠く(といっても片道50kmくらいだけど)まで自力で走ることができ、爽快感を長く続かせることのできる自転車が好きでいたため、 早朝に走るなどでなんとか最長4時間程度は確保してきたのですが、今は休日にローラー1.5時間でギリギリOKといった状況。通勤ライドの強度をあげるとかするしかないのですが、自転車で5km程度ではちょっと無理があるのでランしかないか。

■折衷案として
ランを取り入れつつ休日はローラーにする案がいいような気がします。ランでいいのは会社帰りの帰路を利用できるところで、それこそ5km走れないと思うので自転車では物足りない距離でもランなら燃え尽きることが可能と思われます。

つづく!

2018年10月12日金曜日

月間走行距離大幅ダウン

■9月に入ってからというもの
例年のことですが秋雨の影響で天気の悪い日が多く、ローラーはあるものの実走の距離には遠く及ばずライド回数、ライドあたりの走行距離がともに急減しております。
7〜8月は月間700kmに差し掛かるほど走れていたのですが、今月はコレを書いている10/12時点ですでに190km程度に止まっているのでもしかすると400kmを割り込む勢いです。今年の累計が5600km程度なので12月までに1400km走れれば7000kmになるのですが厳しいかもな〜。
湿度が下がると汗が乾燥してなんだかものすごく頑張ったように見える

すでにだんだんと早起きが辛くなってきているので真夏のようにやれ3時出発で超早朝に走るとかできなくなってきました。
そして、絶好の自転車シーズンであると思われる秋ライドですが、9月〜10月上旬は秋雨やら台風に追われ、おいしい時期は意外と一瞬で終了するので、秋以降ライドするタイミングは私はそう多くないんですよね。なのでもうほぼほぼ年間走行距離も固まってきてしまいました。
年々大型のサイクリング機会が減ってきている中で、今年は大弛峠にいけたのはよかったな〜。

■生活が変わってきた
これまではいわゆるDINKs世帯でした(アラフォーでもDINKsでいいのか?)のである程度好き勝手やっていたのですが、娘が生まれ日がな一日中走っているわけにもいかず、出産後は予想していたとおり、自転車に割く時間は減ってきています。大人になったな。

のぞむべくしてそうしているので悔やむものではありませんが、せっかくいい感じで運動できているので減った時間を補えるほどではないものの、効率の良いやり方を見つけ自転車を続けようと思います。とりあえず都民の森を一時間ギリしないことにはやめるにやめられません!
さしあたり自転車通勤ですかね〜。往復50kmくらい通勤できれば理想なんだけどな〜。

2018年9月14日金曜日

ヘルメット徒然

■地味に大事なヘルメット
役割の重要性は認識しているのですが、私の中ではなんというか買い替えの優先順位がめっちゃ低いです。私は安全第一タイプなのでかぶらないことはないですが、目に見える消耗がわからないので経年劣化に無頓着になっているのです。ヤバいよね。
コレはいかんなーということで改めて私のヘルメットを見直してみると2013年前後から使用されており、気づくとすでに5年目。耐用年数は3年くらいが目安などと言われているのも頷ける話で、ロードバイクのヘルメットは発砲スチロール的なものとポリカーボネート等の樹脂でコーティングされていることが多いことからも分かる通り、素人目に見ても経年劣化が激しそうな材料だったりするわけです。

■酷使されている??
こうした樹脂の経年劣化ってスニーカーのソールやベランダに置いてあるプラチリトリとかで経験ないですか?このような樹脂劣化に関する類似した経験は身近にあったりするのでヘルメットの材料そのものに詳しくなくともなんとなく劣化が起きやすいものだという意識があったりするんですよね。
状況的に見ても、特に夏場は頭からの汗が多く、水を頭からぶっかけたりで汗が付着することは多い。汗と樹脂の相性は良いわけもなく、同じく樹脂製のものが多いスポーツサングラスは使用後に洗浄が推奨されてたりしますしね。それに紫外線に思いっきり晒されているわけで、室内保管の盆栽ヘルメットならまだしも、やっぱり外でのライドの場合は消耗要因はタップリありそうで、チェーンリングのように何かが削れてなくなるとかの目に見える消耗はないものの、着実に劣化してそう。静かに消耗していくその姿は切ないものがあります。

■流線型から丸くなってきている
ヘルメットの形状がかつてのカクカクした流線型から後頭部のツノみたいなのと角が取れて、だんだん丸くなってきているのが面白いですね。ツノはエアロ効果があまりなかったってことなんですかね。こういうセオリーがなくなる変化って興味深いですね。
タイヤ幅は23C→25Cに主流がスイッチしつつありますが、この時も23に比べて25の方が点で接地するので効率が良いとかって言い出してて「今までわかんなかったんかい」って思いますよね。研究はセオリーに乗っているもの(この場合は23C)が対象となっているから、23C全盛の頃は調べることすらされないんですかね。だとすると「25Cの方がやべえ」って言い出した人はすんごいクリエイティブですよね。
閑話休題。
で実際にどんなものを選ぼうかというところですが、流れに乗って丸メットかな〜。ツノがなくなるだけで随分とカジュアルに変わるのがデザインの妙なんですかね〜。重量は現行以下の230g以内がいいけどデザインによるな〜(強気)。

・POC OCTAL
既存にとらわれないチャレンジングなデザインですけど整ってますね。たま〜に荒川でも見かけますがメットに負けぬオシャレかつタフそうなサイクリストの方がよくかぶっている印象。
私はウマヅラなのでモロにキノコ化しそうなところが悩ましい。ウェブ上の情報を見てもキノコ感は覚悟した方が良さそう。M(54~60cm・195g)とかなり軽量。






・ABUS Aventure
MOVISTERチーム御用達というABUS(アブースって読むの?)ですが、流線型基調としながらも攻撃的な印象が薄まっていてなんだかスゴくイイ。カクカク流線型派からの最終回答というか。荒川で全く見ないです。チームモデルでありながらも意外と重量があったりして。M(54~58cm・260g)


・kabuto FLAIR
S/M(55~58cm・170g)という驚異的な軽さ。ちょっとコレすごくないですか?ロングライドにはうってつけですよね。長時間ライドしていると私は首が痛くなってくるので軽量なのいいな〜。購入もしやすいし申し分ない。デザイン性は海外勢の方が強いかもしれませんね。
・KASK VALEGRO
とりあえず最初読めませんでした。みんな大好きPROTONEもかっこいいけど、ヴァレグロも捨てがたい。デザイン/脱キノコ/軽量 とイイとこどりしている感のあるVALEGROがビシビシ刺激してきています。M(52~58cm・200g前後)

・OAKLEY ARO3
サングラスでお世話になっているOAKLEYからエアロっぽいヘルメット。最初見たときはあまりのかっこよさにビックリしたのですが、若干キノコなんだよな〜。ウマヅラだとちょっとしたせり出しで速攻ナメコ化するのでほんと油断できないんですよ。M(54~58cm・295g)で300g近い重さもあって今回は断念。丸顔の人とか良さそう。



2018年8月5日日曜日

GRAVEL BIKEがグイグイ刺激してくる件

■ひと波去ったと思いきや 
チタンロードバイクが超絶快調で楽しく満足できているのですが、このところなぜだか急にオフロードを走りたくなり、グラベルバイクがビシビシ刺激してきています。
■ほしい理由たち
①泣く泣く断念した大弛峠
前回の山ライドで夢にまで見た大弛峠ライドを実行しましたが、コースの途中が激しくガレており、やむなく断念した苦い記憶がよみがえります。このとき、もし2インチのタイヤを履いていたらクリアできていたんじゃないかと思うと、今すぐ発注して大弛峠の頂上に繰り出したくなります。
②たまには太いタイヤでのんびりライド
年がら年中荒川を走っていますが、ロードバイクの放つスパルタンな雰囲気から私なりにギリギリのところで走らされているのでたまにはのんびり走りたいっていうか。タイヤ太いし車体も重いしスピードでないハズ。
③脱サイクリストファッション
運動強度の呪縛から逃れるとレーパン&ジャージからも脱却できそう。なのでかたひじ張らず乗れるっていうか。
④冬はオフロード
冬場はただでさえ寒いってのにロードバイクで高速で走るとさらに体感温度が下がります。これがオフロードだとロードほど高速ではないだろうからつまり体感温度が上がるっていうか。
■とめどなく出てくる理由たち 

1分くらいでこれほどまでにほしい理由があふれてきます。仕事もコレくらい発想があふれてこないのでしょうか。いずれにしてもほしいのは間違いありません。
■スペックを考えてみる
チタンバイクがそれこそ「10000kmでも今すぐ走って来いよ、ホラはやく行け」というようなシリアス仕様なのでこれとは間逆の遊びのある仕様がいいなと思います。真っ先に興味深いのは超ワイドスプロケットにフロントシングルですね~。私のロードバイクの最軽ギア比で34T/28T=1.21なのでこの程度のギア比をフロントシングルで実現すると44T/36T=1.22くらい。それでいてスプロケット中腹5枚程度はclose ratioでほしい。ギア比だと2.5~3.12をよく使うのでこれをフロント44Tで実現するとなると、
44T/14T=3.14
44T/15T=2.93
44T/16T=2.75
44T/17T=2.58
くらい。私なら回りきっちゃうこともあまりないだろうからミドルとローが充実しているほうがいいな。理想比は、最大で90rpmで40km程度出せるとして、トップ側は11Tなし。それで11Sだと、
44T/12T=3.66(MAX41.5km)
44T/14T=3.14(35.5km)
44T/15T=2.93(33.2km)
44T/16T=2.75(31.1km)
44T/17T=2.58(29.3km)
44T/19T=2.31(26.3km)
44T/23T=1.91(21.6km)
44T/26T=1.69(19.1km)
44T/30T=1.46(16.6km)
44T/34T=1.29(14.6km)
44T/36T=1.22(MIN13.8km)
こんな感じか??ロングライドとヒルクラするかでベースのギア比が変わると思いますが、どこでもそこそこ走るようにするとこんな具合なのかしら。

あ・・・12Sほしいな~。現状12Sとなるとカンパで上位のスーレコとレコードだけ。ヤバイやつだなコレは。ブレーキはディスク規格が固まったぽいのでリヤ142mm/フラットマウント/油圧ディスクで決まり、2インチが入るクリアランスで太いタイヤ履きたいわ~。

2018年8月3日金曜日

REDWHITE THE BIB の感想

■坐骨の痛みに悩まされる
深刻な悩みではないのですが、ヒルクラ時や100km以上のライド時によく坐骨が痛みます。私の場会、もっとも圧力のかかる部分が坐骨なので、体重の多くを一手に受けている坐骨が痛くなるのは当然の理なわけですが、できることなら軽減したいわけです。ポイントとしてはレーパンのパッドの中でも、とりわけ坐骨あたりのパッドが強化されていればいい訳ですね。
あまりにも暑いので早朝にライド
 ■ロングライドに着眼したTHE BIB
REDWHITE THE BIBのスゴイところは、坐骨部分への痛みについて言及してある点でした。なんせ私は坐骨が痛いわけでそのことが思いっきり書かれていればそりゃ気にもなるってもんです。で、その対応としてパッドを2層にして適度な弾力を保つようにしていることが書かれています。なんというか、あまりマニュアル等親切なものが少ない印象のある自転車界隈用品のなかで、なんだか新鮮でした。こうしたコンセプトが私にぶっささり入手してみることにしました。

■シンガポールから直送
日本にも代理店がありますが、私はメーカーに直で発注しました。クーポンが発行され、定価14000円→11000円程度に割引され、サイズチャートをもとに176cm/60kgの私はMサイズを選択。ラインナップはロングライド用途を主眼においたTHE BIBとレース向け用途のTHE RACEの2種をラインナップ。私はもちろんTHE BIBを選択。
ウキウキで待つこと約10日。関税なしで到着しました。メーカーから買ったほうがいくらか安いこともありおススメです。

■走ったかんじ
注意書きに一度洗濯することが書かれているのでとりあえず洗濯。BIBは商品解説にあるとおり厚めかつ硬めのパッド触感です。とりあえず200km走りました。
走ってみるとフィット感のよさに気づきます。胸より下全体でフィットしており、締め付け感もなく不思議な着心地です。それにより肩で支える量が少なく、分散してフィットします。また、体にフィットすることで気化熱効果もありそうな感じです(明記はされていない)。私にはかなり着心地はよく、金額に見合った、いやむしろ安いんじゃないかというクオリティの高さでございます。説明書きにあるとおり、腿へのフィットがソーセージのようにならず、線でなく面でフィットすることから締め付け感がほとんどありません。
座ったかんじでいうとパッド部分がサドルにぴったりとフィットし、一体感があります。私はコレまで使用していたものは薄めのパッドだったと思わざるをえないようなしっかりとした厚みがあり、圧迫通には期待できそうなとおりいつもより圧迫感がありません。70kmを超えた時点で圧迫通は発生しましたが、いつもよりは軽減されていてそのコンセプトどおりロングライド向けのBIBであることに偽りなしです。
 ■まとめ
普段普及価格帯のレーパンを使用することが多い私にとって衝撃的な使い心地です。
個人的な悩みとして特定のレーパンを使うとパッド部のステッチが私の赤子のような尻の皮膚を傷つけ、毎度ケツが擦り切れていたのですが、こうしたトラブルはなくなり、健やかなケツが戻ってまいりました。
コストパフォーマンスにも優れますし、デザイン面でも十分満足できるレベル。しいて言うならラインナップがショーツタイプのビブのみなので7分派とかロングタイツ派にはラインナップの拡充を待望するところですね。

2018年7月7日土曜日

IRC FORMULA PRO でチューブレス化するのに地獄を見た件と乗り心地の感想

■チューブレスタイヤに変更
これまでのクリンチャーからようやくチューブレスに変更してみました。
導入のハードルが高そうなので興味はあったものの敬遠していましたが、チューブがなくなるのってステキだなと思い、運用してみることに。

■IRC ASPITE PRO → IRC FORMULA PRO
同じIRCでチューブレスに。ASPITEが気に入っていたので同じIRCならば質感とか似ているのかな~と。ASPITEが26Cと微妙に太かったところが気に入っていたのですが、FORMULA PROは25Cでのラインナップ。

一番太いのは28Cです
ディレクション=進行方向です
■導入への準備たち
使用ホイールはPR1400 DICUT OXIC。チューブレスレディ仕様なのでシーラントが推奨されています。そのためCAFELATEXというシーラントを準備。
通常のシーラントと異なり、イラストにあるようにタイヤ内全体にシーラントが充満するようです。
チューブレス用のバルブはホイールに付属していたので、別途準備したものといえばシーラント&シーラントのリムーバーとタイヤのみでした。ビードがものによってあがらないと各方面で話題なので、予算の割ける人はチャンバーつきのポンプを準備しておくといいと思います。

■導入へ向けてあるとよかったもの
事後ですが、あるとよかったものは、3点です。
・IRCのフィッティングローション
・リムテープ
・チャンバーポンプ

■セッティング
いざセッティング。チューブレスレディは専用バルブを使用することとチューブがないこと以外はクリンチャーと同じ。リムをきれいにしリムテープをはりバルブを挿入したらタイヤをはめるだけ。
チューブレスレディはリムテープを貼ってバルブをはめるだけ
前輪は、バルブコアからシーラント30mlを注入したあとビードをあげましたが何事もなく完了。最大気圧(8気圧)までポンピングし拍子抜けするほどにあっさり完了しました。
後輪はというと、シーラント注入後フロアポンプで空気をいれますがぜんぜん入りません。シーラントが噴きだしそこら中にシーラントをぶちまけるかたちでビードがあがらない洗礼を受けました。
詳細の原因がなんなのか特定できていないのでなにに問題があるのかわかりません。
とりあえずはぶちまけたシーラントを除去せねばならずドロドロのタイヤとホイールを掃除します。この時点ではリムーバーを入手しておらず、ダマになったシーラントを除去するのがたいへんです。即発注しました。
まずは、そもそもシーラントなしの状態で空気が入るのかチャレンジします。が、入りません。気合が足らないのかと活をいれ高速でポンピングしますがやはり入りません。中性洗剤を薄めリムにぬりたくってスベリをよくしてみますがそれでも入りません
こうなったら友人所持のチャンバーポンプしかありません。泣きの連絡を快く受けてくれ直行します。チャンバーにより空気が抜けるより早く充填されますがビードがあがりません。この辺で意味がわからなくなってきます。ダマがまだとれていなくてどこかでひっかかっているのか、それともリムテープのスベリが悪いのか、穴が開いているのか、タイヤのクセの問題なのか要因がありすぎてわかりまてん。頭を冷やし後日リトライすることに。

■ 仕切りなおして再チャレンジ
翌日リムーバーが到着したので一因と思われるダマをすべて除去します。苦肉の策でIRCのフィッティングローションを入手します。成分に石鹸水と書かれており、わざわざ買うことに抵抗がありますが、なにせこれからつけるタイヤの販売メーカー調合の特製石鹸水なので私の配合とは違いきっとつるっつるにすべるに違いありません。
タイヤとホイールをきれいにしたところでようやく振り出しに。リムテープに穴は開いてなさそうで、バルブにも問題はなさそう。タイヤとリムにもダマなど邪魔になりそうなものはありません。だいぶ状況がスッキリしました。
サードバーティのバルブのせいにしてみたりする図
なにもない状態でとりあえずポンピングしてみます。当然入りませんが、ビードはどうもバルブ対向数10センチくらいが上がっていないことがわかりました。
なのでスベリをよくすることと、チャンバーで一撃であげることが良さそうです。
フィッティングローションをぶっかけ再びチャンバーを貸してもらいMAX気圧を2発ブチ込みようやくビードを上げることができました。死闘と呼ぶにふさわしく大変でしたホント・・・。
ビードがあがったこと、それがもはやゴール
謎と思われたフィッティングローションですが、私が薄めた石鹸水とは違う濃度でよくスベリそうでした。よかったのかも。

■走った感想
 手の皮がなくなるほど苦労したビード上げでしたが、その甲斐もあって評判どおり一枚薄皮がなくなったような乗り心地になりました。
中間のチューブがないということでよりスムーズな構造になったことがいいかも
 ぶっちゃけASPITEがかなり良かったので、微差ではありますが、衝撃吸収性がマイルドになった印象です。5気圧くらいで走っていますがかなりよい。

2018年7月1日日曜日

大弛峠を制覇しに行った件

■いつか行ってみたかった大弛峠
というものの、こうした観光ヒルクライムはなかなか行く機会がなく、のびのびになること半年でしたが、梅雨でなかなか乗れなかったこともあり例年より早い梅雨あけとともに行ってみることに。

■ドーンと高い大弛峠
大弛峠の概要ですが、自転車的な触れ込みとしては、車道で行ける最高峰の山であり、その標高は2360m(獲得標高約2000m)です。東京近辺の著名なヒルクライムスポットとしてはヤビツ峠約760m(獲得標高約660m)、白石峠約750m(獲得標高約530m)、都民の森約1000m(獲得標高950m)、柳沢峠約1470m(奥多摩側からの獲得標高約1050m)などがありますが、大弛峠は群を抜いて高くなかなかお目にかかれないビッグな山であることがわかります。この中では都民の森が約20kmかけて登るのですが、大弛峠は30kmにわたるヒルクラになります。

■新宿〜塩山まで1.5時間
かの有名な特急あずさに乗り1.5時間かけて山梨・塩山駅到着。いつもは早い時間の待ち合わせが苦手な我々ですが、今回は奇跡的に予定通り9:30到着。それだけ大物ということでしょうか。しかしあまりの晴れっぷりに微妙に腰が上がりません。ウダウダ準備などを進め30分は消費wいよいよスタートします。
どうでもいいですが、塩山と聞いてピンとこなかったものの降り立ってみると、かつて仕事の炎上案件で突然ぶち込まれ缶詰にされたおぞましい記憶が蘇ります。そうかあれは塩山だった。

■今回のプランとその準備たち
プランは大弛峠を超えて周回し135km/獲得2800m程度を予定。峠だけでも長い道のりなので、山場を超えるまで補給ポイントは無い前提で今回は補給食をいつもより多めに持つことに。カロリーで700kcalくらいを所持しました。
基本セットとして、いつも通り水1.5LとBCAA2回分。カロリーメイト2本。今回はコレに加えて、ポカリを背中に差しときました。あとバウムクーヘン(500kcalくらい)を追加投入。加えてなぜか腹が減ったのでスタート直前に買い食いし満腹状態(700kcal追加)で完璧なカーボローディングを終えていますw
ちなみに、事前の朝食はパン2個+プロテイン+サラダで多分500〜600kcalくらい。
準備万端すぎる。
塩山は駅前にコンビニがないので果たしてあるのか不安になりますね。道中にいくつかはあるので大丈夫なのですが。飲み物もぶどう畑が切れるところくらいまであります(ですが状況は水モノなので事前に準備しておくのがオススメ)。

■ヒルクラ開始〜中盤まで
スタート開始からじわりじわりと登り基調です。このあと山道に入るまでズッと登り基調です。山道に入ってからも登り基調なので漕ぎ出してからずっと登りです。
写真とともひとこと言います。
塩山駅からスタート
峠に入る直前
しばらくブドウ畑が続きます。マスカット?? 獲得標高150mと表示されてますね。
林道っぽくなってきました
ちら映りしているガーミンの獲得標高が750mなので標高は1150m程度です
晴れたり曇ったり

休憩ポイント。今回はそのままパス。


■中盤〜大量のアブ&ブヨ
ここまで斜度は最大でも10%前後でキツいはキツいですが、概ね緩やか?基調です。しかしひたすら登り続けていることで足が朽ちてきました!なのでこの辺でBCAAと、腹が減ってきたのでカロリーメイトを投入したいのですが、アブ&ブヨが大量に発生しており、集団で追尾してきます。隙を見て吸ったるぞと様子を伺って周辺をブンブンしておりこの上なくうっとおしい。BCAAを取り出そうと止まると囲まれるので停車できません。
しかたなく走りますが、全く追尾が切れずBCAAだけは疲れ切る前に飲んでおきたいため何発か覚悟で停止。群がる中体を動かしながらツール缶から冷静にBCAAを取り出します。口に入れている余裕はなくリスタート。しかし手にさえ取ってしまえばこっちのものフフフ。振り払いながら誤ってポカリなどをブチまけつつBCAAを飲みます。
ツレも同じく追尾されています。どうも尻を狙っているようで止まるたびに互いに声をかけますが振り切れません。わからないうちに吸われるなら仕方ありませんが、わかっていて吸われるのをみすみす許せず、手をブンブンしながら振り切ろうとスピードアップする謎の修行区間。停車している車を見るとタイヤにビッシリとアブが止まっておりゾッとしました。結局、終盤まで追尾されることになりかなり消耗・・・。
帰宅後、3箇所やられていることに気づく。
都民の森を超える獲得標高ですが、まだ中腹w
雰囲気は最高ですがアブ&ブヨに追尾されている
引き続き追尾を受ける
周辺の頂が低く見えます


この辺りで追尾終わり。長かった。しかしゼロではありません。 
■終盤〜山頂
停車している車がけっこういます。山頂は大盛況です。それにしても長かった。
登頂直前
山頂広場

ココを記念にしました
■山頂〜下山
今回のルートは登頂後逆側に降りるプランでしたが、思った以上にガレています。


逆に抜けるのは諦めた
山小屋的なところで昼食
登山客とサイクリストで不思議な雰囲気


琴川ダム(乙女湖)
ガンガンくだって終了

■まとめ
ガレ道を突破できず、想定プランの半分である75km/獲得標高2000mのコースでしたが、達成感疲労感十分で走りごたえがありました。今回、晴れすぎて逆に体調が不安になるという状況でしたので気温的には6月上旬がベストかも。今回はアブ&ブヨに思い出をかっさらわれてしまったので時期は見定めたほうがいいかもしれません。
深い山に囲まれているので景色が開けるようなポイントはあまりなかったのですが、上に行くにつれ針葉樹とか、いつもとは違う植物が生えていたりと発見があります。
あ〜楽しかった!!