深刻な悩みではないのですが、ヒルクラ時や100km以上のライド時によく坐骨が痛みます。私の場会、もっとも圧力のかかる部分が坐骨なので、体重の多くを一手に受けている坐骨が痛くなるのは当然の理なわけですが、できることなら軽減したいわけです。ポイントとしてはレーパンのパッドの中でも、とりわけ坐骨あたりのパッドが強化されていればいい訳ですね。
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あまりにも暑いので早朝にライド |
REDWHITE THE BIBのスゴイところは、坐骨部分への痛みについて言及してある点でした。なんせ私は坐骨が痛いわけでそのことが思いっきり書かれていればそりゃ気にもなるってもんです。で、その対応としてパッドを2層にして適度な弾力を保つようにしていることが書かれています。なんというか、あまりマニュアル等親切なものが少ない印象のある自転車界隈用品のなかで、なんだか新鮮でした。こうしたコンセプトが私にぶっささり入手してみることにしました。
■シンガポールから直送
日本にも代理店がありますが、私はメーカーに直で発注しました。クーポンが発行され、定価14000円→11000円程度に割引され、サイズチャートをもとに176cm/60kgの私はMサイズを選択。ラインナップはロングライド用途を主眼においたTHE BIBとレース向け用途のTHE RACEの2種をラインナップ。私はもちろんTHE BIBを選択。
ウキウキで待つこと約10日。関税なしで到着しました。メーカーから買ったほうがいくらか安いこともありおススメです。
■走ったかんじ
注意書きに一度洗濯することが書かれているのでとりあえず洗濯。BIBは商品解説にあるとおり厚めかつ硬めのパッド触感です。とりあえず200km走りました。
走ってみるとフィット感のよさに気づきます。胸より下全体でフィットしており、締め付け感もなく不思議な着心地です。それにより肩で支える量が少なく、分散してフィットします。また、体にフィットすることで気化熱効果もありそうな感じです(明記はされていない)。私にはかなり着心地はよく、金額に見合った、いやむしろ安いんじゃないかというクオリティの高さでございます。説明書きにあるとおり、腿へのフィットがソーセージのようにならず、線でなく面でフィットすることから締め付け感がほとんどありません。
座ったかんじでいうとパッド部分がサドルにぴったりとフィットし、一体感があります。私はコレまで使用していたものは薄めのパッドだったと思わざるをえないようなしっかりとした厚みがあり、圧迫通には期待できそうなとおりいつもより圧迫感がありません。70kmを超えた時点で圧迫通は発生しましたが、いつもよりは軽減されていてそのコンセプトどおりロングライド向けのBIBであることに偽りなしです。
■まとめ
普段普及価格帯のレーパンを使用することが多い私にとって衝撃的な使い心地です。
個人的な悩みとして特定のレーパンを使うとパッド部のステッチが私の赤子のような尻の皮膚を傷つけ、毎度ケツが擦り切れていたのですが、こうしたトラブルはなくなり、健やかなケツが戻ってまいりました。
コストパフォーマンスにも優れますし、デザイン面でも十分満足できるレベル。しいて言うならラインナップがショーツタイプのビブのみなので7分派とかロングタイツ派にはラインナップの拡充を待望するところですね。
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