2017年1月16日月曜日

フレーム買い換えまで②

■ブランドと傾向を知る
どのようなチタンフレームビルダーがいるのか、また、何がトレンドなのか傾向を知りたくBikewarを毎日熱心に検索したw
日本に入っていない知名度のないビルダーも多く、前回のエントリーに書いたように、俺の思っている「高級品としてのチタン」というイメージはいくらか薄れた。
https://roadcyclinguk.com/gear/seven-best-titanium-bikes-2016.html#WUAXVKZfIdRmZK0U.97
上記の記事にもあるように、高級品と廉価品が入り混じっており、予算に応じて選ぶことができることもわかった。

■狙うは激安メーカー品?それともOEMフレーム?
ちょろちょろネットなどで探しているとよくお目にかかるのがリンスキーだ。リンスキーはライトスピード絡みのメーカーでこのところ海外通販を中心にフレームの値下がり率がハンパなく、定価などあってないようなものじゃないかと思うほど4050%はあたりまえといわんほどの驚きの安さで販売されている。
セール状態にあるリンスキーの中堅グレードくらいのモデルで最安値で約1020万弱といったところなので、チタンフレームとしては格安の部類に入ってくる。俺も当然死ぬほど悩んだ。
http://www.chainreactioncycles.com/jp/ja/lynskey-sportive-disc-titanium-road-frame-2016/rp-prod144235



ほかにも選択肢はあった。中国、台湾製造のアジア系メーカーだ。台湾系メーカーではKINESISというメーカーがデザインのみヨーロッパで行い製造は台湾といういいとこどり方式を用いており、ヨーロッパのデザイン性を取り入れたアジアンチタンというなかなか面白いものでこれは気持ちがけっこう揺れた。欧米人のデザインセンスはなぜ優れているのだろうか。金額的にはKINESIS20万程度とまずまず。KINESISの存在を知り、欧米からのOEMチタンビルダーがけっこういることを知った。
ほかにもCOLINABIKE(http://colinabikes.com)がそれで、デザインや販売など、製造以外のプロセスはUKで行い、製作のみ台湾。写真はAbanicosというBB86のモデル。

カスタムジオメトリも積極的には受け付けず、ポイントを絞ったラインナップで20万をきるフレームを展開している。これは発注直前までいったが、自分に合ったジオメトリなどを調べているうちに、ジャストから若干外れたサイズ展開であり、また、BBがプレスフィットだったこともありなかなか踏ん切りがつかなかった。欧米人体型だと54サイズくらいが平均なんだろうけど、日本で54というと180近い身長の人が乗るようなサイズなので、176だと若干大きかった。このほかCARVER BIKES(http://carverbikes.com/frames/ti-all-road/)というUSメーカーもかなり悩んだ。
いずれもアジアOEMしているモデルについては20万をきる価格で販売しており、その気になればいけないこともない。しかし、そうしたメーカーにカスタムオーダーをすると通常のビルダーとさして変わらない金額になるため、どちらを選ぶか中途半端なところもある。



こうした廉価チタンフレームが安い理由は何か。俺が調べた中で共通していた特長は、中華パイプ(悪い意味ではない)を使用し、バテッド化などは行わず、平均を極めたジオメトリ設計で企画以外のすべてをコストの安い国(台湾、中国)へ外注するようなスタイルで、ブランドの看板をぶら下げているオーナーはほとんど代理店商売のような体制をとっていることがあった。もれなく保証もついている。マイナーメーカーによるこうした販売手法は、不具合品をひいた場合はメーカーの人の良心だのみであり、ユーザーの少なさからレビューや反響による購入判断ができず、どうしても品質面に不安が残るw

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