2017年1月16日月曜日

フレーム買い換えまで①

■新フレームを真剣に考える
このところ新しいフレームが欲しく、いろいろと物色しているが、高額なものが多く、なかなか買い替えまでにいたっていません。
今は2009年モデルのFOCUS CAYOに乗っており、フレームサイズが500で身長176では少し小さい。またこのくらいの時期のレーシングモデルはヘッドチューブが短いものが多く、CAYOももれなく短い(110)。
CAYOを買った当時は、クロスバイクからの乗り換えでロードのことをよくわかっておらず、サイズ測定をした結果に基づき2010年モデルの540?(530?)2009年の500のフレームから選んだような気がする。500を選んだのは単にカラーリングが好みだったこともあるが、当時の俺には540は大きく感じ、小さめの方が間違いにくいと思ったから。そこからしばらく乗ってみて、適当に乗っていたものだから5年もたってようやく最近になってポジションが決まってきた感じではあるが、そもそものフレームの小ささと、前傾姿勢のキツさが根本的な部分にあり、次期フレームの方向性が固まれば乗り換えたい。

これまでもこうした問題を解決しようとステムを逆さにつけてみたりしたものだが、一時的に気に入ったものの、ビジュアル的に気に入らなくなりやめてしまった。また、別案としては、フォークを変えてコラムを長めに取っておく作戦がある。コラムスペーサーをあと2CMほど足せば、それなりに前傾姿勢は解決できそうだが、実行に移していない。本当にその気になれば台湾製の安いカーボンフォークを2万程度で準備できるだろうが、激しく今更感があり躊躇してる。3Tなどそれなりにデザインのよいものは3万程度~と、ちょっと試してみるにはハードルが高い。

■普遍的なものに乗りたい
できることならなるべく普遍的なものに乗りたいと思うようになった。CAYOに手を加えるならば、つぎのフレームの足しにして脱カーボンをはかりたい。いまやカーボンフレームは主流であり、荒川を走るサイクリストたちをみてもほとんどカーボン。

販売価格も手ごろになり猫も杓子もカーボン。もはや時代はカーボン覇権だ。
カーボンフレームはその成型自由度の高さから、デザインのはやり廃りが非常に早いと思う。俺はせっかくの高い買い物なので、流行やテクノロジーに左右されずマイペースに乗りたいという考えになり、そうした流行に左右される状況からいち早く脱したい。おれがCAYOを買った当時はパイプ形状は丸型が主流だったが、最近(2017年現在)のフレームは角ばったパイプやブレード型が多く、ちょっとエアロ効果も高そうなものにシフトしつつある。シートクランプもフレームに埋め込まれるような形状が増え、ジオメトリ自体のトレンドがどんどんと、しかも大きく変わっている。

そうしたトレンドを払拭するために次フレームを買うとしたら、ここはどーんと脱カーボンでオーダーフレームだ。

■金属フレームへスイッチ
星の数ほどフレームメーカーがあり、フレーム売りで自分の理想に近いようなものもいっぱいあるが、オーダーフレームの場合は完璧に自分の好みにできる。素材はチタンがいい。チタンは溶接が難しいらしく、パイプとパイプ間の溶接部分が割れるという事例があったりもするが、趣味の自転車として非常に魅力のある素材だと感じる。なぜだか説明できないw
チタンフレームは生涯乗り続けられます的なセールストークをよく目にするが、上記のように破断の記事なんかごろごろしているので、この辺は話半分でいいや。生涯乗り続けられるからといっても本人の好みももしかすると変わるだろうし、そもそも各パーツも規格が変わったりするので本当に生涯乗り続けるとするとそれなりの労力と根性が必要だ。

■どのビルダーを選ぶか?

チタンフレームといえば、一部のビルダーのみが扱っていて価格は非常に高価なイメージがあり、とてもホビーサイクリストの買えるような代物でないと思っていたが、調べていくうちに買いやすいチタンフレームを扱っているところもちらほら見つかる。ライトスピードといった大手ビルダーや、パッソーニやNEVIといったイタリアの高級フレームビルダーのものがビシビシとアピってくるが、有名メーカーものは低めに見ても30万以上がデフォルトなので、値段をためらうことなく一撃で衝動買いでもしない限り、おいそれと踏み切れない。たとえ踏み切ったところで、フレームのみが部屋に数年間鎮座していたなどということにもなりかねない。
自転車の金銭感覚はけっこう狂ってきているのでフレームだけでなく家庭にヒビが入らない程度に抑えておくのが懸命だ。
そうした中で選ぶとするなら、重要視するべきポイントは質実剛健タイプのビルダーだ。


俺は毎日このWEBを隅々まで見尽くした。

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