2017年1月27日金曜日

フレーム買い替えまで④

■フレームが先か、ブレーキが先か
チタンフレーム探しが急速に失速した俺。まさかブレーキにつまづく予定ではなかったので急遽そのあたりのディスク事情も加味してフレーム計画を立てなければいけなくなった。まず俺の腹を決めないことには進めない。
情報が少ない中での計画というのは非常に立てづらく、先行きも予算も水平線のごとく遠いことだけがはっきりとわかる。
もともとフレームだけの予定が、コンポだけでなくホイールまで買い換えを余儀なくされるというのはまるでだるま式の見本のようだ。
とりあえずはここで中座し、もう少しディスクのラインナップが整い、リムブレーキかどうするかの見通しが立った時点でフレームの仕様を決めるのがいいだろな。
さしあたり、一旦、ディスクに必要なコンポと手頃なホイールの予算を試算してみるともう一つ中堅完成車が買えるレベルに達しており完全にダブルスコア。
メーカーはこんな大きな転機を持つなら買い換えプロモーションとか称して、自社ユーザーを対象に割引だの下取りだで普及活動をやればいいのに。
そんなのはさておき、ほとんど荒川専門の俺がディスクに乗り換えた所で多くのメリットを感じられない。悪天候では走らないし、山だってたまに行く程度。しいてリムブレーキの不満点を挙げるならば、ULTEGRA6700のSTIが大きくレバーの引きが固いので手が疲れる、ということくらい。しかもこれはリムブレーキの責任ではなくSTIの責任なのでリムブレーキからするといちゃもんつけるのも大概にしてくれ、と思うに違いない。
なので必要性という点においてはなく、ディスクを候補にする理由としては汎用性のみに止まり非常に消極的選択かつメリットも感じにくい状況。俺の満足度との兼ね合いの中でどこに俺自身がウェイトをおいているかをはっきりと認識する必要がある。
とはいえ、規格的にリムブレーキの将来性がどーなのかってのは問題としてはあるので、もっとも潰しがきく仕様として理想なのは、2重規格のジオメトリだ。ディスクベースでスルーアクスル、32Cくらいまでのクリアランスで、ロードにもダートにも対応できる欲張りグラベル設計をベースとしつつ、リムブレーキとクイックリリース仕様をアダプタやキャリパー台座でカバーする2重設計にできたらいいんだけど、調べてみるとどーもエンド142mm幅12mmスルーアクスルからエンド130mm幅9mmクイックリリースに変換できるようなアダプタが出ていなさそう。アダプタを介して走るというのも軽快さの面でどーなんだと思う部分もあるけど、一過性と思えば悪くない。
これが実現できるのが135mmで、一瞬135mmに振られたけど、さすがにこれは過渡期のクリアランスだと思うので規格のカバー性を求めて135mmにするのはないな。
あまりの期待感から失敗を恐れすぎていて、その反動から欲張り仕様で潰しを効かすことを考えていたけど、本末転倒してる。

特徴を抑えた方向性にする方が、どこか楽しめる部分があるような気がするのでゴテゴテに回らず、シンプルに考えよう。考えすぎてよい結果になった試しがない。

0 件のコメント:

コメントを投稿