私が知らなかっただけですが、クイックリリースにもいろいろな種類あると。コレまで2011キシエリを使用していましたが、MAVICはカム式構造とやらでちゃんとした同社のテクノロジーとして売っている・・・そんなことは全く知らずに「MAVICはすぐ締まるな!固いな!」くらいの無知っぷりだったことにDTSWISSのRWSスキュワーに変更してから気づきました。
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クイックリリースにも種類があると気づかせてくれた |
そして当然コレにも相応のテクノロジーがあり、これまでクイックリリースなど超絶地味なパーツでどうでもいいわとか思っていたのが目からウロコです。本当にロードバイクというかスポーツバイクの世界は大小パーツ全てに抜かりなく沼が拡がっています。
本来、大物であるホイールを変更したのでソレの記事でもまっさきに書くべきなのですが、現状大した変化に気づいていないので、また気づいた頃に書きたいと思います。
■通常のクイックリリースとの違いについて
定番のクイックリリースと言えば、ホイールを固定する際にレバーを倒して固定するタイプですが、RWSは倒しません。というかレバーが倒れる構造になっていません。グルグルとレバー部分を回して締め付けるだけでクイックリリースが締まります。これが超便利で、定番タイプの場合、レバーをグルグル回して(文章を書く便宜上、レバーをグルグル回す前提にします)締まってきたらレバーを倒してより強固に固定するわけですが、レバーを倒すときの強さが定まらなかったりで、力加減を微調整しながらレバーを倒しています。それもこれも「レバーを倒した時に手のひらに痕がつくくらい」とかの適度な締め加減が必要なため、グルグル回しながらいい塩梅の締め加減を探さなきゃならんからです。
■効率的な運用フロー
定番クイックの場合、
⒈レバーをグルグル回してある程度締める
⒉レバーを倒す位置を定める
⒊レバーを倒してがっつり締める
と3段階のステップを踏んでいるのに対し、RWSの場合、
⒈レバーをグルグル回して最後までがっつり締める
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締まった |
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締め具合に影響せずにレバーだけ引っ張り上げられる |
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レバーを置く位置を決める |
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決まったので手を離したら終了 |
プロセスが減るだけでなく、ここからが本領発揮の便利ポイントです。
通常クイックの場合、1〜3全てにやり直しが発生する場合があり、どのステップでもいい塩梅を見つけなければなりませんが、RWSの場合は基本的に締め続けるだけで作業が完了します。2つ目のステップに関しても、レバー位置を所定に置くってだけなので締め付けて固定するというメインのタスクはすでに終了しています。微調整が発生するのは、締めすぎたもしくは締めが甘かった場合のみです。その微調整も緩めるか締めるかのどちらかのみですので、定番クイックリリースのようにステップ間の連携が不要で、作業が非常に単純なのが特徴です。これはダメ人間になるわ〜。なお、リリースそのものの固定力も通常のリリースの1.5倍とのこと。至れり尽くせりです。コレ中腰作業時間が大幅に減るので本当にオススメざます。
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