これまで冬は寒いだのとのたまってきましたが、自転車ハイシーズンの夏は夏で熱中症によくかかっています。
私なりに高負荷で走っているので体が速攻で沸騰して高架下などで燃え尽きています。
水分は35kmの距離を750mlボトル1本〜1本半くらいを飲んでいるのですが、これでも20km超えあたりでフラフラとしてくるので35kmを全力で走りきれません。
この暑さなので、体内への水分補給だけでは体が冷めません。なので水道を見つけるたびに水をかぶり、頭、腕、前後ジャージ、太ももジャージを濡らして外側から冷却を試みているのですが、すぐ乾いてしまうので結果的に1ライドあたりの水浴び回数が多くなり、水道の数だけ停車することとなってしまい、これでは走りに来ているのだか水浴びしに来ているのだかわかりません。水道はゴールではありません。
なので、衣類の水分保持力を高める必要があります。
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まるで私が力なく横たわっているようです |
■冷却グッズそれぞれ
肌の露出を控えて日焼けによる疲れの防止と行水効果の持続を狙って膝下ジャージとアームカバーをデフォルトで装備。グローブも手首まで丈がありジャージ素材の指切りのものに新調しました(APTというメーカー)。これでいつでも迅速な水浴びができます。
特に、アームカバーとグローブセットはよく効いており、ぐっしょりにしてから20分くらいは冷たさを感じることができます。
一方で速攻で乾いてしまうのがレーパンです。太ももが丸みを帯びているためか、風の当たる場所から部分ごとに乾いていき、非常に速やかかつ効率的に乾いてしまいます。これはもうどうにもならなそう。
とりあえず、ベースをこんな感じにしておいて、あとは飛び道具的に速乾タオルを首に巻くとか、魔法瓶で冷たいものを飲むとか?
■事前の行水
行水のタイミングも見直そうと思います。
一度オーバーヒートしてしまうと、休んだところで身体的な危機は収まるものの、パフォーマンスの回復はできないため事前に沸騰しないようにする必要があります。
今までは沸騰しそうになってから行水していたのですが、コレでは時すでに遅し。これからは事前に水浴びしておいて、中水浴び、終水浴びと断続的な計画行水を実施し、なんとか夏の間に熱中症にならないようにしたいな〜。日中に走らなければいいだけなんですけどね〜。
それにしても、荒川の気候はどうしてこう一年中エクストリームなのでしょうか。河川敷の窪んだ地形がいわばミニ盆地のような働きをしているとしか思えません。直射日光と地面からの照り返しにサンドイッチにされ・・・いえ、サンドイッチなどというカワイイものではありません。万力と呼ぶことにします。万力で締め付けられたところに吹く湿った熱風。何かの製造工程なのでしょうか。