が魅力だと思います。
23Cに比べだいぶ太くなったと実感できます。なので23Cよりも路面に神経質になることはなくなりました。とはいっても26Cでも23Cで注意していたようなグレーチングやらギャップは同じように注意しなければなりませんので多少楽になったのかなという程度です。が、メンタル的にだいぶ楽になったのは確かです。
26Cだと、キャリパーブレーキのキャパシティギリギリなので空気を抜いてから取り付ける必要があります。輪行だとこれがなかなか厄介で、空気圧は減らしたくないので力ずくではめています。不思議なものでムリヤリ嵌ります。
■安心できるグリップ
前回がパナレーサーのRACE Dという耐久性が特徴のタイヤでしたのでそこからの比較ですが、パナレーサーにくらべモッチリとしたグリップ感があります。かつてミシュランのPRO3のモチモチさに感動したものですが、PRO3のように粘りつくようなモッチリではなく、適度なモチモチ感です。私はグリップの限界を試すような走りはできませんが安心感のあるモチモチ感です。パナレーサーは形状が尖っていてどちらかというと硬いのでこれとは対極な位置づけです。
■累計4000kmの寿命
PRO3は早い段階でモチモチが持続しなくなり、なんとなく減りも早い印象でしたが、ASPITE PROは時間が経過しても質感が変わりにくい印象です。磨耗具合は、60kg程度のの体重の私が、ローラーと実走半々くらいの割合で4000kmと使えているので耐久性は申し分ないのではないでしょうか。以下写真ではインジケータがうっすら残っていて粘ればもう1000kmくらいはいけるかも。
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画面中央あたりの黒の穴がインジケータです。少し薄くなっています。 |
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こちらは前輪 |
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もうちょいいけたかも |
■意外とはめやすい
以下のホイールでは、手ではめられました(キシリウムエリート、PR1400 OXIC DICUT)。
■サイドカットに強い
なぜか後輪にサイドカット跡が2箇所ありました。不安にはなりますがパンクにつながってはいません。
■まとめ
ほかにも良いタイヤはあると思いますが、私はASPITEにめぐり合ってよかったと思います。主な用途は100km未満の平地ライドとローラーが最も多く、次いでヒルクラ/ダウンヒルといった感じ。全体的に不満がなく、安心感のある太さとグリップ性、寿命も長いので不満が生まれようもありません。おススメです。